コロナ禍で苦労も多いこのご時世に、会社を立ち上げる人もいる。『ブリングス』は、今年10月から事業を始めたばかりの芸能プロダクション。一体どんな会社なのか?マネージャーの舩津孝生さんに話を聞いてみた。
――スタートしたばかりの芸能プロダクションということですが、なぜこの時期に立ち上げたのですか?
新型コロナウイルスが広がる前から話は進んでおりました。その時点ではこのような状況になるとは予想していないことでしたが…。大変な状況に見舞われている方も多いと思いますが、私自身、事業を進め始めてコロナの影響を受けていると感じておりません。あるとすれば、新人開発のスカウトをするときにマスクで表情が見えないことぐらいでしょうか。
大手芸能事務所から独り立ち
――今まではどのような仕事をされてきたのですか?
大学を卒業後、大手芸能プロダクションに入社して宣伝部で2年勤務しました。出版社への営業と会見時のメディア対応をする部署です。その後、別の大手プロダクションでマネージャーとして、今年の9月まで21年半勤務しました。新人開発・営業・宣伝・企画とあらゆるマネージメント業務に携わりました。社会に出てから芸能マネージャーの仕事しか経験したことがないですね。
――在籍した事務所の名前を聞かせてください。
I社とS社です。
――なぜ具体的な事務所名を教えてくれないのですか?
23年間、本当に良い環境のもとで良いマネージメント経験を積ませていただきました。今も2社とも社長や上司の方がいろいろと気にかけてくださっています。恵まれた環境のもと新たにスタートするからには、自分自身の信頼で勝負しなければと考えています。だから、できるかぎり大きなバックボーンは振りかざさないでおこうと…。そう言いながら…面談で実際にお会いする方には真っ先に振りかざしていますけどね!