「NHKスぺシャル パンデミック 激動の世界」が伝える社会への視座<大越健介キャスターインタビュー>
――最後に、今後予定するテーマについて教えてください。
三村:コロナ感染拡大の第3波がきて、さまざまな自治体長の方が難しい舵取りの判断を迫られています。そうした地方と国の役割分担を、第3波を記録しながら、何がベストなのかを考えていきたいです。
2月放送予定は、音楽と芸術とスポーツが不要不急の中に入れられ、存在意義さえも問われるようなことがあったと思いますが、そうしたものがパンデミックの状況において、もっと掘り下げると私たちにとって、何なのかということをあらためて考える視点で取材しています。
そういったラインアップを予定していますが、パンデミックに影響を受けていないジャンルはなく、ディレクターの関心もいろんなところに向いていますので、月1回くらいのペースで落とし込んでいきたいと思っています。