“母”井上真央との再会は「とてもうれしかった!」二人の“寅ちゃん”がほほ笑ましい撮影エピソードを明かす
国民的映画「男はつらいよ」の主人公・寅次郎の少年期を描いた「少年寅次郎スペシャル」の後編が、12月11日(金)夜10時からNHK総合で放送される。同映画で監督を務めた山田洋次の小説「悪童 小説寅次郎の告白」をドラマ化した「少年寅次郎」(2019年、NHK総合)のスペシャル版となる本作。ドラマから引き続き、岡田惠和が脚本を担当、寅次郎を愛情いっぱいに育てる母・光子を井上真央が演じる。
今回、寅次郎の少年期を演じる藤原颯音と井上優吏、さらに制作統括の小松昌代氏が取材会に出席し、撮影の感想や母親役の井上への思いを明かした。
1年ぶりに再会を果たした井上真央について井上優吏は「久々にお会いできてうれしかったのですが、最初の共演シーンが光子が病気で寝込んでるシーンだったので、うれしさと同時に役柄としての悲しさを感じました」と振り返った。
また藤原は「リハーサルで久々に集まった時に、おかあちゃんが『あ!寅ちゃん!』と呼び掛けてくれたのですが、うれしさと恥ずかしさで、頭を下げることしかできませんでした。でもその後は緊張もほぐれてたくさんお話しできて、楽しかったです!」と笑顔で語った。
スペシャル版が決まった時の気持ちを尋ねると井上優吏は「渥美清さんの“寅さん”の少年期をまた演じられると聞いてとても光栄だと思いました」と話した。