蛭子能収、撮影をしない新感覚ドラマに主演!海外のテレビ局が蛭子に密着するが…
撮影をせず、資料映像と過去映像だけで作る1時間ドラマ「撮影の、一切ないドラマ 蛭子さん殺人事件」が12月12日(土)放送される(夜9:00ー9:55、BSテレ東)。
主演は、蛭子能収。「田舎に泊まろう!」「いい旅・夢気分」「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」など、テレビ東京のさまざまな番組に出演した蛭子の、30年分の、そして数百本にものぼる過去映像からストーリーが作られ、ナレーションのみ新録されている。
あらすじ
作品ではなく、本人が出演するだけで視聴率はうなぎのぼり。そんな芸術家は日本にはおそらく宮崎駿と蛭子能収の2人しかいない。宮崎駿はブッキングできないだろうと踏んだイギリスのテレビ局が、一か八かで日本で最も著名な漫画家“蛭子さん”に密着取材を行う。
しかし、蛭子さんはオンエア直前に殺されてしまう。スタジオで一般人を装い何者かに送り込まれた女王様に、縄で縛られる蛭子さん。その直後、番組は不自然に終了。蛭子さんが、倒れたからだと言われている。
そこで、イギリスのテレビ局は急遽放送内容を変更。蛭子さんはなぜ殺されたのか。密着取材していたテープ、そして過去にテレビ東京に出演した蛭子さんの行動や発言を分析し、殺人事件の謎に迫る。
高橋弘樹プロデューサーコメント
朝から晩まで、毎日毎日蛭子さんの映像を見ていたら頭がおかしくなりそうでした。そして、蛭子さんは本当にどうかしてます。こんな天才はもう2度と現れないと思いました。
見所は3つ。1つめは、過去の番組における蛭子さんの無軌道すぎる行動の数々。爆笑です。2つめは、大量の過去素材の中でもおそらくほぼ唯一。蛭子さんが真剣に怒っているシーン。20年以上前の貴重な映像ですが、それは芸術家・岡本太郎さんの作品への熱い思いを語った部分でした。
3つ目はドラマの中で、蛭子さん殺人事件が起こってしまった根本的理由として描かれる、蛭子さんの自伝的マンガ。そこには語られたことのない、赤裸々な思いがつづられていました。コロナ禍で撮影をしないでどうやったら番組作れるか、という発想から生まれた番組ではありますが、作ってみたらけっこう面白い気がします。
12月12日(土)夜9:00ー9:55
BSテレ東