「夢らぼ」を担当する永田レイナの夢は「ポケモンカード大会の日本代表」
――そうした活動やパーソナリティーを務めるラジオ番組などを通じて、何を伝えたいと考えられていますか?
この人ってこういう人だよな、みたいな一面だけのイメージってあると思うんですけど、私の見え方は、一つだけじゃない方がいいなと思っていて。
ラジオでしゃべっているときと、アート活動をやってるとき、あとポケモンカードをやってるときとでは全然私の見え方が違うと思うんです。
そういう何面性もある人になりたいなと思いますし、この人って本当はどんな人なんだろう? この人のことをもっと知りたいなと思ってもらえるような人でありたいです。
あと、いろんな人が、それまで触れたことのなかったものに触れるきっかけを作りたいという思いもあって。ラジオの仕事はまさにそうで、いろんな音楽を紹介しますが、それまでリスナーが聴いたことのないジャンルの音楽を聴いて気に入るような、意図しない音楽と出合う場がラジオですよね。「ANTI-R」は作品、映画、美術、アート作品と出合う場で、ポケモンカードにも出合いがあります。
その出会いの場を作りたい気持ちはすごくあるので、「夢らぼ」も、これまで知らなかった活動をしている人とか、取り組みの存在を知るきっかけの場になればいいと思います。
――その意味では、幅広い世代に番組を見てほしいですよね。
大人の世代の方にも「夢らぼ」をぜひ見ていただきたいですね。さっき言ったやりたいことがないというのは、若い世代だけじゃなくて、大人の世代の方にも言えることなんじゃないかなと思います。
今仕事を辞めたいけど、次にやりたいこともなく、転職するかどうか迷っている人も、「夢らぼ」を見て、こういうジャンルのものがあるんだな、こういう仕事があるんだなと見つける場としてほしいです。学生さんより年下の方から年上の方まで、幅広い世代の方に何かを見いだしてもらえる番組だと思っています。