<先生を消す方程式。>まさかのストーリーのなかで田中圭“義経”が行った最後の授業は「愛」
田中圭が主演を務める土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系) の最終回となる第8話が12月19日に放送。回を追うごとに考察が盛り上がっていた本作だが、視聴者から「予想の斜め上すぎ」と声が上がる、まさかの展開で終わりを迎えた。(以下、ネタバレがあります)
田中圭“義経”と山田裕貴“頼朝”の最終対決は…
本作は、鈴木おさむのオリジナル脚本による学園サスペンス。東大進学率も高い都内の進学校「帝千学園」を舞台に、成績優秀者が集められた3年D組の新しい担任として“義経”こと義澤経男(田中)がやってきたところから始まった。
物語は2部構成で、第1章は教師をゲームのように追い詰めていく生徒との戦いを、第2章は生徒たちを裏で操り、さらには過去に義澤の恋人を意識不明にした犯人であった3年D組の副担任・頼田朝日(山田裕貴)への復讐(ふくしゅう)劇が繰り広げられた。
朝日にナイフで刺された義澤は、朝日に促された3年D組の生徒である刀矢(高橋文哉)、弓(久保田紗友)、薙(森田想)、力(高橋侃)によって山中に埋められた。しかし、同じく3年D組の生徒の一人、命(秋谷郁甫)の蘇生術の儀式により、義澤はよみがえった。
第8話では、追い詰められた朝日が静を病院から連れ出し、義澤や刀矢らがいる教室に現れた。静を人質にし、かつて高校時代の担任教師で、いじめから助けてくれたことで恋をしていた静をなぜ階段から突き落としたかを明かしたあと、義澤の息の根を止めようと画策。しかし、静の人工呼吸器を外すと脅す朝日に対し、義澤は自らの手で人工呼吸器を外し、静を死なせた。
反撃にあった朝日は屋上へ逃げるが、そこで雷に打たれて死ぬという驚きの展開となった。
最終回でさらに狂気を増した山田の演技、そんな山田演じる朝日を追い詰めていく義澤を長せりふで見事に体現した田中。30分枠の半分を2人の演技対決で引き込むすばらしさだった。
毎週土曜夜11:00-11:30
テレビ朝日系で放送
フライングドラマ「頼田朝日の方程式。-最凶の授業-」
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