“大阪のおかあさん”として人気を誇った名女優・浪花千栄子をモデルに、ヒロイン・竹井千代(杉咲花)の奮闘を描く連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。12月25日放送の第20回では千代と道頓堀の仲間たちの絆が描かれ、感動を巻き起こした。(以下、ネタバレがあります)
第4週「どこにも行きとうない」(12月21日[月]~26日[土]※土曜は一週間の振り返り)は、千代のもとに8年ぶりに父親・テルヲ(トータス松本)が現れ、借金のカタに千代をまたしても売り飛ばそうと画策する展開が描かれた。
借金取りに急かされ支度を始めた千代を、岡安の仲間たちが引き留めた。女将のシズ(篠原涼子)が中心となって、千代を借金取りから逃がす算段をしているという。お茶子たちが借金取りを引き留める間にみつえ(東野絢香)が千代の手を取り、夜の道頓堀へと駆け出した。
「待っとくなはれ、みつえさん…いとさん」。“お嬢さん”を意味する“いとさん”と呼ぶべきところ、みつえを友達と思ってきた千代は、この期に及んでもみつえを名前で呼んでしまう。いつもは「“みつえさん”やない、“いとさん”や」とダメ出しするみつえだが、この時ばかりは違った。
「ああ、もう面倒くさい!“みつえ”でええ。ほっとかれへんやろ…友達としては」。初めて千代を“友達”と呼び、追ってきた借金取りから千代をかばうように両手を広げて立ちふさがり、「船着き場でお母ちゃん待ってる!そこまで走り!早う!」と促した。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)