――1つのお仕事をじっくりできたという点もよかったのでしょうか?
確かに「教場Ⅱ」は訓練もあって、取り組む期間が長かったからこそ、自分と向き合う時間がものすごいありました。こういう経験って必要だったんだなと、今すごく思います。
「教場Ⅱ」という作品があったからこそ、考えられるようになったこともあると思います。
――「教場」に成長させてもらえたんですね。
たくさん成長させてもらえました。やる前と後では考え方が変わったし、新しいものをもらった上に、持っていたものにも気付かせてもらえました。「教場」の現場で得たものをずっと大切に持ち続けたいと思って、感じたことや言われたことをノートに書き留めていたんです。今、それを読み返すと泣けてくるぐらい、当時を思い出します。
本当に木村さん、中江監督、プロデューサーや他のスタッフの方々、共演者の方々に助けられました。
今後はそこで言われたことや感じたことを自分のものにして、自分色に変えることが必要になってくるので、もっと噛み砕かないといけないなと思っています。
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