武井咲、“稀代の悪女”3年ぶりに復活「また元子を演じられてすごく楽しかった」<Interview>
武井咲が3年ぶりにドラマ復帰を果たす「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」(テレビ朝日系)が1月7日(木)夜8:00から放送される。
メガバンクから横領した1億8千万円と借名口座のリストが記された“黒革の手帖”を武器に、銀座の頂点に上り詰めた原口元子(武井)。だが、2017年に放送された連続ドラマ最終回では元子のもとに警察の手が。自らの野望のために突き進んだ若きママだったが、ついにどん底へと転落してしまった。本作は、刑期を終えた元子が新たなスタートを切るところから物語が始まる。
出所後の元子は古都・金沢へ
「元子は、爽快なくらいに悪い人。そんな主人公をまた思い切り演じられて、すごく楽しかったです。連続ドラマの最後で逮捕されてしまったので、続編は正直、考えていなかったのですが、出所後を描くと聞いて、“なるほど、その手があったか!”と思いました(笑)」
舞台は銀座から金沢へ。衣装には絢爛(けんらん)な加賀友禅なども用いられる。
「“警備の人を付けた方がいいのでは?”と思うくらい高価なお着物など、衣装も豪華。着崩れてしまうから、見えないところでもきちっとしていないといけなくて、筋肉痛になることも(笑)。でもいい女を演じるために、着物を着たときの作法はもちろん、元子だったら…という歩き方、目の配り方、細かいところまで常に心掛けて過ごしていました」