米倉涼子がFENDIジャパンのアンバサダーに 「何か残していけたらなと思っています」
「夕焼け小焼け」のチャイムが響いて場内ほっこり
続いて、4万通りのバリエーションのカスタマイズができるというFENDIのバッグを紹介。米倉自らカスタマイズしたバッグがスタッフから手渡された。
彼女が「最近のお気に入りの色」だというグリーンのバッグの中に、エナメルのバッグが入ったもので「昼間は中のエナメル、夜はエレガントにグリーンでお出かけしたら楽しいかなと思います」とポイントを聞かせた。
また、今回のアンバサダー就任を記念して、世界最古の女性ファッション雑誌「ハーパーズ・バザー」の1月20日(水)発売号の表紙を米倉が飾ることに。
彼女も初めて見るという仕上がりの写真が壇上で披露され「こういうアンニュイで女性らしいタイプの服は自分では選ばないので、いい経験になりました。柔らかい女性をイメージして、ポーズや顔つきはなるべくにらみを効かせず(笑)、かっこいい方向に行かないように心掛けました」と撮影を回想。
イベント終盤にはコロナ禍の1年を振り返り「自分にとって何が大切なのか、どうやって時間を有効に使うか見直して考えるようになりました。学べる1年でしたね」と語った。
そんな彼女に「この1年を漢字1文字で表すと?」と尋ねると「“祈”ですね。いろいろなものがいい方向にむいて皆さんが自由に今まで通りに生活ができるよう、世界中の全ての人たちにお祈りしたいということで」と回答。
そんな中、時刻はちょうど夕方5時になり、町中の「夕焼け小焼け」のチャイムが響いて場内が笑いに包まれ、米倉も「かわいいですね(笑)。この時間でもこんなに明るいなんて、日が長くなったなと思います」と言い、ほっこりムードで会見を終えた。
取材・文=青木孝司