自分に対する小暮の素直な思いにふれ、今まで感じたことのない感情にとらわれた千代。頬を紅潮させ、ぽーっとした表情のまま「カフェー・キネマ」に帰ると、仲間たちに「なんや、うち…あの人のこと好きみたいや」と告白した。
小暮の好青年ぶりと真心のこもった「千代ちゃんがいてくれてよかった」は、視聴者の心もとらえた。「小暮さん素敵…!」「優しくて気遣いできていい男!」「小暮さんにときめいた」といった声が飛び交い、「小暮さん」がTwitterのトレンドランキングとYahoo!検索ランキングのトップ20圏内にそれぞれ浮上した。
小暮を演じる若葉竜也は1989年生まれ、東京出身の俳優。幼少期から大衆演劇で活動し、“チビ玉三兄弟”の三男として注目を集めた。8歳の時にNHK大河ドラマ「徳川慶喜」で慶喜の幼少期・七郎麿を演じ、10代の頃からドラマ「野ブタ。をプロデュース」「ごくせん~第3シーズン」(日本テレビ系)など数々のドラマや映画に出演。映画「葛城事件」(2016年)で、第8回TAMA映画賞最優秀新進男優賞を受賞している。
「おちょやん」第32回では千代と一平が久しぶりの再会で憎まれ口を叩き合っているところに小暮が現れるシーンもあったが、一平役の成田凌とは2019年の映画「愛がなんだ」で共演。成田は主人公・テルコ(岸井ゆきの)の思いを知りながら振り回す男・マモちゃん役、若葉はテルコの友人・葉子(深川麻衣)に報われない恋をしてテルコとシンパシーを分かち合う青年・ナカハラ役を演じた。
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