アガサ・クリスティ×三谷幸喜「死との約束」に松坂慶子、山本耕史、市原隼人、堀田真由らが追加出演

2021/01/28 06:00 配信

ドラマ

「死との約束」への出演が発表された山本耕史、松坂慶子、シルビア・グラブ(上段左から)、堀田真由、市原隼人、原菜乃華(下段左から)(C)フジテレビ

松坂慶子コメント


アガサ・クリスティの作品は大好きですし、三谷さんは憧れの方でしたので、お話をいただいた時はとてもうれしくて、「やったー!」という感じでした。本堂夫人は、家族にひどいことを言う人ではあるんですけれど、一方でクスッと笑えちゃう一面もあって。そこが三谷さんの脚本が面白くて、すてきなところだと思います。野村萬斎さんはとてもジェントルマンな方で、そして(萬斎さんが)いらっしゃると、現場の空気がとても引き締まります。このドラマはロケ場所やセットも含めてスケールの大きなお話ですし、素晴らしい役者さんが集結していますので、ぜひ視聴者の方もこの世界に入っていただいて、大いに楽しんでいただけたらと思います。

山本耕史コメント


お話をいただいた時は、ちょうど三谷さんの舞台をやっている最中だったと思います。「続けてまた三谷さんの作品をできる」っていう安心感もありましたし、「ああ、あのシリーズの世界観に入れるんだ」と率直にうれしかったです。このドラマは、面白いボタンの掛け違いがあって、三谷さんがすごく得意とする分野の脚本。僕たちも撮影していても、時々「ん?」と考えながら演じたくらいです。視聴者の方には、その空気感や、緊張感を楽しんでいただきたいです。ずっと見入ってしまうことのできるような作品に出来上がっていると思います。

シルビア・グラブ コメント


まず三谷さんから連絡がきて、「来月、何やってる?」って(笑)。まさか、呼んでいただけるとは思っていなかったので、出演できてよかったです。三谷さんはコメディー色が強いものをよく書かれているのですが、はじめに台本を読んだ時は、実はコメディー色はあまり感じられなかったんです。でも演じてみるとやっぱり面白い。全て分かった上で書かれている台本だと思いましたし、演じていてもすごく楽しかったです。サスペンスの中にもコメディー要素があって、それを分かっていらっしゃる監督さんや素晴らしいキャストの皆さんが作り上げた作品ですので、絶対面白いと思います。

市原隼人コメント


三谷さんの作品に出演させていただくのは初めてだったので率直にうれしかったです。三谷さんの脚本は、普段、人に見せたくないような感情や繊細な部分がせりふとして書かれているのですが、とても自然で、読んでいくうちにすぐにその世界観に入り込むことができました。主水という人は、殻を破って、新たな自分の人生を切り開きたいけれども、その勇気が持てない。なかなか自分を出し切れない現代の人とも似ている気がしましたし、自分の心も投影しながら演じました。

堀田真由コメント


三谷さんは、私がレギュラーで出演しているバラエティー番組に、映画の番宣で来てくださったんです。その時、初めてお会いして、いつかお芝居の現場でご一緒できたらいいなと思っていたので、今回のお話は素直にうれしかったです。鏡子は家族思いでみんなのことを見ているのですが、笑顔でいながらも怖いせりふを言うような人。そういう笑顔や表情の多様性を使い分けて演じることに注意しました。実は、初めに台本を読んだ時、私は犯人が全く分からなくて、まんまと最後までだまされました。皆さんも楽しんでいただけたらうれしいです。

原菜乃華コメント


今回の役は、オーディションだったんですけれど、すごく「この役をやりたい」っていう気持ちが強かったので、決まった時は純粋にうれしかったです。前作「黒井戸殺し」を拝見していて、独特の世界観がすごく好きで、今回自分がそこに入ることができるんだということ、素晴らしいキャストの方々の中でお芝居できるということ、そしてなんといっても容疑者役は初めてですので、撮影前からとても楽しみにしていました。実際の撮影現場は本当に楽しかったですし、キャストの皆さんのお芝居を間近で見られてすごく幸せで、とても勉強になりました。

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