竹内涼真、絶体絶命の極限状況に! スタントなしで挑んだ映画「太陽は動かない」アクションシーン解禁
藤原竜也、竹内涼真の初共演による映画「太陽は動かない」(3月5日[金]公開)から、竹内演じる田岡のアクションシーンが解禁となった。
「怒り」「悪人」などのヒット作で知られる吉田修一の同名サスペンス小説を、「海猿」シリーズや「暗殺教室」シリーズなどを手掛けてきた羽住英一郎監督が映画化した本作。世界を股に掛けたスケールと、さまざまなシチュエーションでのアクションシーンなどから、映像化は不可能と言われた巨編を描く。
今作で、半年間鍛え上げたという肉体を惜しげもなく披露し、初の本格アクションに挑んでいる竹内。その竹内は藤原と共に、心臓に爆弾を埋め込まれ、24時間ごとに死の危険が迫るという、極限まで追い詰められた秘密組織のエージェントを演じる。
日本国内での撮影に加え、ブルガリアで約1カ月にも及ぶ海外ロケを敢行。市街地の道路を完全封鎖したカーアクションシーンの撮影や、列車を丸ごと貸し切り、首都ソフィアにて終日走行させながらのアクションシーンの撮影など、日本では実現不可能ともいえる大規模な撮影が行われた。
今回解禁となったアクションシーンは、猛スピードで走る列車の中、スーツケースを持つ怪しげな男の後をつける竹内演じる田岡。扉の先に男が待ち伏せており、一触即発の肉弾戦が待ち構えていた。
攻撃を仕掛けてくる男に果敢に挑む田岡。あらゆるものを駆使し、どうにか抑制しようとするが、追い詰められてしまう。さらに、サンドバックのように体を殴られ続け、猛スピードで走る列車から振り落とされそうになる田岡。絶体絶命の極限状況から、一瞬たりとも目が離せないシーンとなっている。
竹内は、撮影の合間に入念なリハーサルをこなし、全てスタントなしでの撮影に挑戦。大瀧亮プロデューサーは、このシーンの撮影について「竹内さんは、見せ場となる列車内でのアクションに向けて非常に緊張もされていましたが、鍛え上げてくださった肉体のおかげもあり、重戦車のようなパワーと、それでいてしなやかなアクションを体現してくださいました。見た目にはなかなか伝わりにくいかもしれませんが、実際に動いている列車の中でのアクションなので、体が左右に振られたり、足元が覚束ないという枷を背負いながらやっていらっしゃるということを認識した上で見ると、そのすごさが伝わると思います」と振り返る。
かつては共産党幹部専用の御用車であったブルガリア国鉄を貸し切って行われた、圧倒的スケールのアクションシーンとなっている。
3月5日(金)全国ロードショー
<スタッフ>
原作:吉田修一「太陽は動かない」「森は知っている」(幻冬舎文庫)
監督:羽住英一郎
脚本:林民夫
制作会社:ROBOT
主題歌:King Gnu「泡」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
配給:ワーナー・ブラザース映画
<キャスト>
藤原竜也、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、
南沙良、日向亘、加藤清史郎、横田栄司、翁華栄、八木アリサ、
勝野洋、宮崎美子、鶴見辰吾、佐藤浩市ほか
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