宇宙の野口聡一氏「半年間は長いようであっという間だと実感」地上の受験生たちにエール
「6 months mission challenge キャンペーン 野口宇宙飛行士リアルタイム交信イベント」が1月28日にオンライン上で開催され、Twitterのキャンペーンで公募された参加者が、宇宙にいる野口聡一氏と直接のやりとりを楽しんだ。
JAXA主催の同イベントは、筑波宇宙センターの油井亀美也宇宙飛行士によるJAXAの仕事内容や、宇宙服、宇宙日本食の紹介からスタート。野口宇宙飛行士ミッションの紹介や、人気漫画「宇宙兄弟」クイズなどの後、夜8時5分から約20分間、リアルタイム交信が行われた。
参加したのはメジャーリーガー志望の東京都の小学3年生男子、宇宙飛行士志望の山梨県の高校2年生男子、私立中学受験にチャレンジ中の愛知県の小学6年生男子、天文学宇宙検定2級など3つの目標を掲げる福岡県の高校2年生男子、大学受験中の宮崎の高校3年生女子の5人。
「地球の周りを90分で1周する国際宇宙ステーション、日本の『きぼう』実験棟からお送りしております」と登場した野口宇宙飛行士。事前に掲げた「毎日運動する」「お酒を飲まない」「スマホをいじらない」の3つの目標は、「国際宇宙ステーションの環境下では、必然的に100%の達成率ですね」と明かした。
参加者からは「宇宙飛行士を目指したきっかけや、かなえるための心掛けは?」「宇宙飛行士になるために高校生のうちから頑張ることは?」といった質問が。
野口氏は「やっぱり漫画やテレビを見て憧れました。長い時間をかけて夢に向かって真っすぐ進むことが大事」「宇宙飛行士目の前にある目標を一つ一つクリアしていくこと。また、国際宇宙ステーションで働くには英語の勉強がすごく大事になってきます」と回答。