奥平大兼、「キネマ旬報ベスト・テン」新人賞受賞!デビュー作『MOTHER マザー』で「演技の楽しさを知った」
親子のいびつな関係性をテーマにした作品を通して、自分自身の家族への思いにも変化があった。「映画の中では僕が妹を守る存在だったので、お兄ちゃんというか、年が上の者はそういうものなんだろうなということを、身をもって知ることができた」と振り返り、「まだ自分の苦手なことや得意なこともまだわからないので、これから見つけてもっともっと演技の道を突き進みたい」とさらなる活躍を誓った。
キネマ旬報ベスト・テンは、1919年創刊の映画雑誌「キネマ旬報」により1924年度から優秀な映画作品や監督・俳優などを称えるために発表されている賞。
その年を代表する「日本映画」「外国映画」を10作品挙げるほか、「文化映画作品賞」「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画新人男優賞」「日本映画新人女優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出している。