かまいたちが朝日奈央、内田篤人、NMB48渋谷凪咲らと“空中”でのスリル満点な事件を紹介「考えさせられる」
イギリスの大手航空会社ブリティッシュエアウェイズで実際に起きた事故はハプニングの連続だった。旅客機に乗った87名の乗客たちは、空の旅を楽しもうとくつろぎ始めた矢先、何の前触れも無くコックピットのフロントガラスが吹き飛んでしまう。
機内はたちまちパニックとなり、たまたまシートベルトを外していた機長は気圧の関係で上空5000m、時速600kmの機体の外に放り出され、洋服もはがれてしまうが、かろうじて操縦かんに足が引っかかっている状態。
そのせいで残された副操縦士も操縦かんを動かすことができないという最悪な状況になる。機体に穴があいたことで機内の酸素濃度は下がり始め、乗客の命も危険にさらされる。次から次へと起こる危機の連続を、なんとか乗り切ろうとする副操縦士。あらゆる決断を迫られる中、副操縦士が乗客87人の命を守りきるため奮闘する姿に迫る。
さらに、緊迫の領空侵犯事件「12.9警告射撃事件」も公開。1987年12月9日当時は、ソ連機が毎日ベトナムから自国へ向け飛び立っていた。その機体が沖縄の近くを通り過ぎて行くことから航空自衛隊那覇基地では毎日のようにその様子を確認しており、警告のためにスクランブル発進を行っていた。
この日も日本の領空近くを飛ぶ4機の機体を確認。スクランブル発進を行い、それに反応したソ連機はいつも通り進路を北に変えたが、なぜか1機が進路を変えずに日本領空に直進してきた。機体は「Tu-16J」、ソ連の大型偵察機。
偵察機ではあるが実は爆撃機でもあり、攻撃を行うことも可能な航空機で、何度も無線を使用して英語、ロシア語で警告、退去を求める信号を送り続けるものの、無視を続ける謎の航空機。そこで、航空自衛隊史上初めての警告射撃を行うことになったという事件を紹介する。
2月7日(日)夜7:00-9:54
フジテレビ系で放送