共演者も撮影方法も楽しみだった「THE LIMIT」
――「THE LIMIT」への出演が決まった時、どう思われましたか?
ワンシチュエーションで、長回しでの撮影とのことだったのでちょっとドキドキしつつ、楽しみだなと思いました。共演者の伊藤さん、堺さんも共演したいと思っていた方々だったので、うれしかったです。
――伊藤さんと堺さんは昔から親交があったとのことですが、もともと仲のいいお2人の中に入っていくということで、やりづらさなどはありましたか?
いや、それが全くなかったんですよ! 最初はちょっと心配してたんですけど、すっと仲間に入れてくださって。すごく仲良しで、終始わいわいやっていました。本当にたわいもない話をずーっとしてましたね。「食べ物何好き?」とか。
――そういえば伊藤さんのラジオ「伊藤沙莉のsaireek channel」の堺さんゲスト回(2021年1月23日放送)では、坂東さんのお話が出てきましたよね。
そうなんですよ! ラジオを聴いていたら自分の話が出てきたので、びっくりしました。しかも結構長く話してくれて。「こんなに話してくれるんだ!」と思って、すごくうれしかったです。
坂東龍汰が追い込まれるのは…?
――「THE LIMIT」は「限られた空間・限られた時間・限られた状況という“リミット空間”に追い込まれたときに表れる、人間の本性」を描いた作品とのことですが、坂東さんは時間や空間的に追い込まれることはありますか?
作品のセリフを覚えることですかね。オーディション前にセリフを覚えるのとか、僕は結構ギリギリタイプなので(笑)。
――「THE LIMIT」のセリフも、覚えるのに時間がかかりましたか?
いや、それが今回は結構早めに入れてたんですよね(笑)。
でも、セリフに限らず「この日までに何かをしなきゃいけない」っていうのが苦手なんです。
「この日までに何かしてください」っていう風にリミットを決められると「先延ばしにしたろ」って思っちゃうんです。
例えば友達から「おじいちゃんとおばあちゃんの絵を描いてほしい」って頼まれたことがあったんですけど、それがもう無理過ぎて(笑)。結局、完成しませんでした。
――Instagramにすてきな絵をたくさんアップされている印象がありますが、今後個展を開催したり、お仕事にされたりする予定などは…?
Instagramに投稿している絵は、描きたくなった時に一気に描いたものなんです。時間を決めずに描くのが好きで。趣味としては続けていきたいと思っているんですけど、仕事としては…いつかそういう機会があれば、ですかね。個展も、いつか(笑)。
テンポ感に注目してほしい
――「THE LIMIT」の撮影で難しかったことはありますか?
お2人の掛け合いがすてきだなと思っていたので、テンポをくずさないように、うまく溶け込んでいくためのアプローチは難しかったです。役どころ的には「もともと友達」のお2人と「ぎりぎり初対面ではない」自分、という関係だったので、その“どことなく初めてではない、微妙な空気感”を出す必要もありました。
――「ここに注目してほしい」というポイントはありますか?
ぜひ会話のテンポ感に注目してほしいです。独特のテンポ感だと思います!
3月5日からHuluで毎週1話ずつ配信
(※通常配信に加え、4KHDR/5.1chでも配信)
https://www.hulu.jp/static/thelimit/