――今回は“雀士”という役ですが、これまで麻雀に触れたことは?
大学時代に周りの学生たちはやっていましたけど、私は全く縁がなかったです。“一盃口(イーペーコー)”とか、麻雀の役があだ名になっている学生がいたりしたので、そういう麻雀用語には割となじみがありました。
――麻雀用語をいくつか知っていたということは、初めて脚本を読んだ時にそれほど戸惑うことはなかった?
ちょっと耳にしたという程度だったので、麻雀に関しては本当にゼロからのスタート。麻雀シーンのやりとりは、脚本を読んでいても全然分からない(笑)。
麻雀の役もふりがながないと読めないし、点数の計算もチンプンカンプン。これは大変だな…と思いました。
――雀士ですから、牌の持ち方やさばき方も重要ですよね。
麻雀がうまい設定ですから。普段から牌を触っているかどうかがすぐバレてしまうんです。監修の先生のレクチャーを受けながら何とかやってみましたけど、ホントに難しかったです。
――真白に対して当たりがきついチー子を演じる上で心掛けた点はありますか?
チー子は男っぽいというより、ちょっと気性が荒い感じ。とても芯が強い子だと思っています。衣装も露出が多めですし、温泉に入るシーンもありますけど、セクシー過ぎないようにチー子らしい色気を出すことを意識しました。
――真白との楽しい掛け合いも見どころの一つ。
真白は温泉に入ると“覚醒”する二面性がある。それにチー子が対応していく感じが演じていて面白かったです。
――安倍さんの印象は?
すごくかわいらしくて、麻雀の牌を握る手はまるで赤ちゃんみたい。初心者っぽい手さばきも見ていてほほ笑ましかったです。そのまんま真白でした。
でも、お仕事に対してはガッツがあるし、覚醒した後の真白のキャラにも強さを感じました。
各種動画サービスにて配信中
60秒予告YouTubeリンク:https://youtu.be/Fxqd1Fq3_LQ
<スタッフ>
監督・撮影:原廣利
脚本:たかせしゅうほう
音楽:岩本裕司 音楽協力:東映音楽出版
麻雀監修:片山まさゆき
制作プロダクション:共同テレビジョン
製作著作:東映
<キャスト>
安倍乙、奥山かずさ、不破万作、及川奈央、渡辺翔、佐野泰臣、高橋和也ほか
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