<江戸モアゼル>岡田結実“仙夏”、魔性の花魁を熱演!正装スタイルに貫録
ドラマ「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の第7話が2月18日に放送された。鳥居直樹(前田公輝)の窮地に正装スタイルで現れた仙夏(岡田結実)。覚悟を決めた花魁・仙夏を、岡田が堂々たる存在感で演じた。(以下、ネタバレがあります)
「アタシかい?アタシは江戸から来た花魁さ」
江戸キリエの「江戸モアゼル」を原作に、江戸時代からタイムスリップしてきた“粋な花魁”・仙夏(岡田)と、コミュニケーション下手で恋に奥手な令和男・蔵地俊輔(葉山奨之)を中心に展開される恋模様を描いたラブコメディー。仙夏の思い人にそっくりな会社社長・鳥居直樹を前田が、蔵地の憧れの女性・春日泉美を吉谷彩子が演じている。
第6話ラストで鳥居からプロポーズを受け、了承した仙夏。結婚話はあれよあれよという間に進み、仙夏は未来の社長夫人として社交の場にも出ていくようになった。
だが、鳥居は今や実業家として飛ぶ鳥を落とす勢い。そんなカリスマの結婚を世間が放っておかなかった。仙夏との関係、さらには鳥居と部下・泉美が飲みに行った際の写真も撮られ、ネットニュースで「カリスマ社長・鳥居が結婚&不倫!?」と面白おかしく書きたてられると事態は一変。スキャンダルで鳥居の会社は顧客離れが進み、一気に窮地に陥った。
そこでひと肌脱いだのが、仙夏だった。記者が詰めかけた会見の場に花魁の正装で現れ、たった一人で堂々と記者に向き合った。
「記事の騒動の件で、話をしにまいりました」と落ち着いた口調で語りはじめた仙夏。記者の追及にも取り乱すことなく「アタシは鳥居の妻でも何でもない。なのにあんな記事が出て迷惑だよ」「あんな男、ちょっと遊んでやっただけさ」と一世一代の大芝居。鳥居のため、みずから悪役を買って出た。
さらには、記者に「一体あなたは何者なんですか?」と問い詰められ、「アタシかい?アタシは江戸から来た花魁さ」と言ってのけた仙夏。会見の様子はネット中継され、世間は“鳥居はおかしな魔性の女に騙された”という空気に。鳥居への非難は、同情へと変わった。