こだわりの衣装や役作りを明かす!
――第17話「右京の眼鏡」の台本を読んだ時の感想を教えてください。
出会いの全てが面白いなと思いました。何気ない日常の中で、右京(水谷)さんの愛用されている眼鏡から、この事件に関わる方が出会っていき、点と点が一つ一つ繋がり、最後に一つの線になり出来上がる所が、すごく面白く感じました!
――演じる明良はどのようなキャラクターでしょうか?また何か役作りのようなことはされましたか?
不器用な人だなと思いました(笑)。方向性は間違っていないんだけど、何かやりたい事があっても、うまく説明したり、表現したりできない。一見チャラチャラしているように思われるが、仕事も女性にも実直な男だと思います。役作りに関しては、普段、僕はあまりワインを飲まないのですが、台本に僕(明良)の部屋にワイングラスがあると書いてあったので、役が決まってから赤ワインを毎日飲んだことです(笑)。
――派手な衣装が印象的でしたが、スタイリストの方と相談されたのでしょうか? また衣装の好きな点、こだわりポイントがあれば教えてください。
衣装合わせでは、(田村孝蔵)監督やスタイリストの方とたくさんお話をしました。(明良は)チャラいという設定なのですが、ともすればやくざや、ホストみたいになってしまうので、そこはいろいろな衣装を試して、出来上がりました。普段、僕は黒や白を着ることが多いので、衣装の力も借りて田崎明良を演じることができたので、どの衣装も明良の魅力が出ていると思います。
――印象に残ったシーンやせりふは?
最後の謎解きのシーンです。明良として、苦しさ、悔しさ、怒り、悲しみの思いが一気にあふれました。詳しくは言えないので、ぜひ放送をご覧ください!