HKT48メンバーが出演からスタッフまで全てを手掛けたオンライン演劇「劇はじ」旗揚げ公演がスタート
ごりらぐみ「不本意アンロック」初日リポート
トラブルに巻き込まれ仕事を辞めた主人公・佳(けい)は、人と関わることに疲れ、在宅のバイトをしながら動画サイトをぼんやり眺める日々を送っていた。
そんなある日、突如画面上に現れた謎の人物・エニシから「今からあなたには、未来を変えるキーパーソンになっていただきます!」と告げられ、翻弄されて巻き込まれるうちに、オンライン化が進んで完全にバーチャルの世界となった未来、”強制シャットアウト“といういざこざを起こした人たちがバーチャル上で二度と出会えなくなる機能が生まれていることを知る。
この機能により、未来の人たちは人の関係性の中で“やり直し”ができなくなっていた。佳はさまざまな人とのつながりで起きていた誤解を解き、未来を変えるために奔走する。
今ならではの独特の設定を描いた内容に、視聴者からは「良い映画を見たときと同じ感覚。すごかった」「想像よりかなり上、最高でした!」など驚きの声が上がった。
公演後、演出を担当した下野由貴は「稽古以上のものをみんながしてくれて、めちゃくちゃ感動した。届けたいものが届けられたのでは」とコメント。反省会では、下野とプロデューサーの武田智加、地頭江音々が登場し、武田は「最後に一気に仕上がって、ついに幕が開いてめちゃくちゃ緊張した。やっとお届けできてうれしい」と感極まる様子を見せた。