「TBSドキュメンタリー映画祭」が3月18日より開催 テレビ未放送の取材映像を劇場で上映
テレビで放送されなかったTBSテレビの取材映像をドキュメンタリー映画として劇場で上映する「TBSドキュメンタリー映画祭」が、3月18日(木)から21日(日)の4日間にわたり東京・ユーロライブにて開催される。同映画祭では、佐古忠彦監督の最新作「生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事」(3月20日[土]全国順次公開)の先行上映をはじめ、22作品をラインアップ。各作品の上映後にはトークイベントが開催され、登壇した監督が思いを伝える。
TBSテレビが“今だからこそ見てほしい”作品
コロナ禍において混迷を極める医療現場の最前線を追う「タブレット越しで“最期の別れ”~いのちと向き合うコロナ最前線」。新型コロナウイルスの真の怖さを、感染から生還した医師が語る「NY日本人医師が自ら語る 新型コロナ重症からの生還」。
2020年、香港国家安全維持法が施行され、周庭(アグネス・チョウ)、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)などの民主活動家に実刑判決が下され、高度な自治が脅かされる香港。香港メディア界の大物で民主活動家の黎智英(ジミー・ライ)氏の突然の逮捕の直前に放送された「報道特集」独占インタビューは、世界に衝撃を与えた。その前年、逃亡犯条例の改正案から始まった2019年の香港を見つめた注目作「香港2019―あの時、何があったのか―」。
武装勢力による性暴力が後を絶たないコンゴ民主共和国で、ノーベル平和賞を受賞した婦人科医デニ・ムクウェゲ医師の闘いを追った「ムクウェゲ『女性にとって世界最悪の場所』で闘う医師」。
見れば世界情勢に無関心ではいられなくなるという、今なお戦闘が続く中東を舞台にした国際社会の闇を収めた「影の戦争 アメリカと中東の戦乱十五年」や「大麻と金と宗教~レバノンの“ドラッグ王”を追う」。
東日本大震災から10年を迎えた今だからこそ
メンバー4人全員が歯科医師で、福島県で誕生したGReeeeNのリーダー・HIDEが被災地を取材した「GReeeeN初告白 東日本大震災5年にHIDEが語っていたこと ディレクターズカット版」。
被災地への支援を続けるアメリカの人気ハードロックバンド「MR.BIG」が、震災や難病という困難に翻弄されながらも日本のファンたちとの絆を深めていく様子を追った「MR.BIG~3・11から10年 被災地とともに歩んだ外国人バンド」。
【期間】3月18日(木)~21日(日)
【会場】ユーロライブ(東京都渋谷区)
【公式サイト】 http://www.tbs.co.jp/documentaryeigasai2021/