<江戸モアゼル>吉谷彩子“泉美”の涙が切ない…“主人公の恋敵”でも嫌われない愛され力
ドラマ「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)の第8話が2月25日に放送され、恋模様が大きく動いた。蔵地(葉山奨之)が自分の気持ちに素直になった一方で、泉美(吉谷彩子)は切ない涙を流し、新たな魅力を垣間見せた。(以下、ネタバレがあります)
「最後ぐらい、笑ってたい」
江戸キリエの「江戸モアゼル」を原作に、江戸時代からタイムスリップしてきた“粋な花魁”・仙夏(岡田結実)と、コミュニケーション下手で恋に奥手な令和男・蔵地俊輔(葉山)を中心に展開される恋模様を描いたラブコメディー。仙夏のきっぷの良さに惚れこむ会社社長・鳥居直樹を前田公輝が、蔵地の恋人・春日泉美を吉谷が演じている。
第7話ラスト、鳥居は仙夏の心が自分に向いていないことを悟り、結婚を取りやめた。仙夏と鳥居が破局を迎え、第8話ではもう一組のカップル、蔵地と泉美のエピソードが中心に描かれた。
泉美の推薦で、念願のイラストの仕事を任されることになった蔵地。このプレゼンで選ばれれば、イラストレーターとしての道がひらける。だが同じ頃、カフェ「蔵」には立ち退きの危機が迫っており、必死で働いていた仙夏が倒れてしまった。知らせを聞いた蔵地は、大切な最終プレゼンを放り出して仙夏の元へと駆け出した。
その行動を見て、泉美の心は決まった。蔵地を呼び出し、「早く仙夏さんのところ行ってあげて!早く!じゃないと私…泣いちゃうじゃん」。目に涙をいっぱいにためながら、「最後ぐらい、笑ってたいから」と精いっぱいの笑顔で別れを告げた。