“シン・エヴァ”公開待ちの今こそ! ガイナックス伝説の処女作「王立宇宙軍 オネアミスの翼」がBS12で放送
毎週日曜夜7:00より、BS12 トゥエルビにて放送中の「日曜アニメ劇場」。2月28日(日)は、「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督ら、豪華なスタッフが参加した伝説のアニメ映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」を放送する。
後に「新世紀エヴァンゲリオン」(1995~1996年、テレビ東京系)などを手掛けたアニメ制作会社「GAINAX」のデビュー作となった本作は、監督の山賀博之を筆頭に庵野秀明、貞本義行ら当時20代半ばのメンバーが参加。今日まで「日本アニメを代表する伝説の作品」として語り継がれている。
物語の舞台となるのは、“もうひとつの地球”に存在するオネアミス王国。失敗続きで世間から落第軍隊として見下されている「王立宇宙軍」の兵士たちが、名誉挽回の宇宙飛行計画に挑む姿を描いた青春群像劇だ。
日本アニメ界における“異世界ファンタジー”のはしりとも言える作品であり、すべてが地球とは微妙に異なるオネアミスの文化様式を細部まで緻密に描いた本作の作画表現は、国内外を問わず高い評価を獲得。アニメの枠を超えたリアリティーを持つ世界で繰り広げられる物語は注目だ。
いよいよ全世界待望の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開日も3月8日(月)に決定し、一層の盛り上がりを見せている中、若き日の庵野監督らの情熱が詰まった本作をぜひチェックしてみよう。
映画「王立宇宙軍 オネアミスの翼」あらすじ
シロツグ・ラーダット(声:森本レオ)は、戦わない軍隊「王立宇宙軍」の兵士。30年の歴史を誇る宇宙軍だが、政府には見放され、今では人間どころか人工衛星すら満足に上げられない状態。いつしかシロツグは、宇宙への夢も遠ざかり訓練もさぼり放題の日々を送っていた。
そんなある日、街で神の教えを説くふしぎな少女・リイクニ(声:弥生みつき)に出会ったことで、シロツグの運命は大きく変わる。シロツグは仲間の兵士の反対にもめげず宇宙パイロットに志願し、かくして「王立宇宙軍」の威信と名誉挽回の宇宙飛行計画が開始される…。
2月28日(日)夜7:00-9:15
BS12 トゥエルビにて放送
※今後の「日曜アニメ劇場」ラインナップはHPでチェック!
https://www.twellv.co.jp/program/anime/sunday-animation/