キスマイ北山&セクゾ佐藤は「北山君がお兄ちゃんみたい」ドラマDが“舞台裏”明かす<でっけぇ風呂場で待ってます>
北山さんと佐藤さんという2人のタッグはいがでしたか?
元々、2人は仲が良かったみたいだし、プライベートでも2人で旅行にもいったりもする仲みたいなので中々いい感じだったと思います。お互いに支えあってというか、北山君がお兄ちゃんみたいな感じでちょっとした合間でも2人で本読みもやっていたりして(笑)。
時にはお弁当も食べないで本読みをしていたり、その感じが凄くいいなって。2人でこのドラマに向き合うぞ!という思いが凄く伝わってきましたし、1人だと大変な部分が2人だからこそ出来たというところがいいように出たなと感じました。
どのように脚本を仕上げていったのですか?
やっぱり四者四様でいいというか、普通だと統一して1人が脚本を書くのですけど、今回4人が書くという事で4人の色が出ないといけないと思いまして。
その中でハナコだったら凄く構造的に上手いコントがあるとか、かたまり君だったらある種、世界観がぶっ飛んでいて普通の人にはない感性があるとか、賀屋君はドラマを一番器用にかけるタイプなのでドラマ的な物語の構成や構築が上手いとか、じろうさんはもうやっぱり圧倒的に世界観があるシソンヌワールドみたいなのがあって人が気づかないような場所で登場人物が気づいているっていう面白さがあったり、と。
みんな忙しい人ばかりだったので、番組収録やステージなど終えた後の深夜にリモートで打ち合わせをしてというのをひたすら続けて。賀屋君は台本を8本くらい書いてくれたりもして、でも5本くらいは没になっていたりもして(笑)。
凄い熱量でやってくれているというか、ちゃちゃっと書いてっていうのはないし、お互いにディスカッションもしてこの話は面白くならないとか書き直していたりもしているので、逆に言うとあの4人がよく付き合ってくれたなという思いが強いですね。
忙しい中、脚本も「夜中に書いて翌朝送ります」みたいな事を頑張ってやってくれた4人には本当に敬意を払いたいです。そして、そんな4人が頑張ってやりたいと思わせてくれた北山君と佐藤君の2人もすごくて、お互いにいい緊張感をもって双方の熱量を受け取ったし絶対に面白い作品にするっていう意気込みを感じた現場でもありました。
第5話はじろうさん脚本回の「バレンタインの妖怪」ですが、見どころは?
バレンタインデーの悲喜こもごもは昔からドラマのテーマだっだと思うのですが、今回それをサスペンスと融合するのが、じろうさんらしくて、ぶっ飛んだ発想です。そこに毎年チョコをもらえない人間への温かい眼差しもあるので、狂気を描きつつホッコリする不思議な本になってます。
北山君、勝利君というモテの王道を歩んできた人たちが、初めてモテる喜びを巧みに表現している所も面白いです。あとは、初めて登場する野間口徹さんの存在感とコメディ肩の強さに驚きます。一番ノリノリでした!笑