岡田将生主演、三浦大輔3年ぶりの新作書き下ろし舞台!舞台は“新宿歌舞伎町”<物語なき、この世界。>
7月11日(日)~8月3日(火)に東京・Bunkamura シアターコクーンにてCOCOON PRODUCTION 2021「物語なき、この世界。」が上演されることが決定した。作・演出を手掛けるのは、スキャンダラスな題材と、リアルな感情を追求した演出で、見る者の感情を揺さぶる三浦大輔。
三浦は、シアターコクーンに2015年ブラジル演劇の巨匠ネルソン・ロドリゲス「禁断の裸体」の演出で初登場。2018年のオリジナル戯曲「そして僕は途方に暮れる」では、現実に向き合わないダメ人間の逃亡劇を描いた。エロスや暴力シーンを封印し、精緻なせりふと構成で微妙な人間関係を巧みに演出、新境地を切り開いた。その活躍は舞台だけにとどまらず、映画監督としてのキャリアも積み上げた三浦による、3年ぶりの書き下ろし作を満を持して上演する。
30歳を過ぎても売れない俳優で、同棲している彼女の稼ぎでヒモ生活を送る菅原裕一役には、2019年Bunkamuraシアターコクーンで上演された「ハムレット」でタイトルロールを熱演した岡田将生。
売れないミュージシャンで菅原の田舎の高校の同級生、今井伸二役には大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019年、NHK総合ほか)や、三浦監督作品映画「ボーイズ・オン・ザ・ラン」に出演するなど三浦との親交も深く、テレビ、映画と俳優として活躍の場を広げているロックバンド・銀杏BOYZの峯田和伸。
今井のバイト先の後輩でフリーターの田村修役には、舞台「泣くロミオと怒るジュリエット」で、コミカルながらも哀切なジュリエットを演じた柄本時生。菅原の彼女でOLの鈴木里美役には舞台「星の数ほど星に願いを」やドラマでも主演を務め、女優・モデル・バラエティーなどで活躍する内田理央。
歌舞伎町のスナックのママ、橋本智子役には、舞台「禁断の裸体」、映画「裏切りの街」と多くのタッグを組み、三浦が絶大な信頼を寄せる寺島しのぶ。第60回ベルリン国際映画祭では銀熊賞を獲得し、国際的な評価も高く、劇世界に奥行きを与える。
人生に“ドラマ”を求める現代人に問いかける、三浦大輔の意欲作に個性豊かな俳優陣で挑む。
東京公演:7月11日(日)~8月3日(火)Bunkamura シアターコクーン
京都公演:8月京都劇場
作・演出=三浦大輔
出演=岡田将生、峯田和伸、柄本時生、内田理央、寺島しのぶ ほか
【HP】https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/