高畑充希主演のドラマ「にじいろカルテ」(毎週木曜夜9:00‐9:54、テレビ朝日系)もいよいよ終盤。岡田惠和が脚本を担当する本作は、山奥の怪しい“ぽつんと診療所”にやってきた、ある秘密を抱えた“ポンコツ女ドクター”の紅野真空(高畑)が、個性的な村の人たちと触れ合い、成長していく物語。
真空が村に来るきっかけを作った村役場勤務の霧ケ谷桂役の光石研と、その妻・氷月役の西田尚美に、このドラマの魅力を語ってもらった。
――改めて、今回のドラマでの役どころを教えてください。
光石研:僕が演じている霧ケ谷桂は、虹ノ村の村役場に勤めていて、主人公(高畑充希が演じる紅野真空)が村に来るきっかけを作った人物でもあります。村を愛し、妻を愛しています(笑)。
西田尚美:私は彼の奥さんの氷月を演じています。現実にいるのかどうか分からないですけど、ちょっとホワーンとした感じの女性ですね。本読みの時に深川栄洋監督から「ちょっとファンシーな人」って言われたので、それを心掛けて演じています。
光石:(氷月は)とても優しくて家族思いで、村のこともすごく考えてくれています。“ちょっとファンシー”って言ってましたけど、西田さんだけじゃなくて、他の人もそれぞれ本読みの時に監督から「いつもかわいい人」「常に怒っていてください」とか、明確なイメージを伝えられてるんです。僕は「よく笑う人」ですね。
――西田さんから見た“桂”はどんな人物ですか?
西田:桂さん、すごく面白いです。本当、ずっと笑ってるんですよ(笑)。「何がおかしいんだろう?」っていうぐらい笑ってるから、きっと笑いすぎて頬骨あたりが痛くなってるんじゃないかなって思います。でも、「この人と一緒にいるから、私(氷月)もこうなってるんだろうな」って思いましたね。「分からんでもないな」って(笑)。