観月ありさ、初共演の藤ヶ谷太輔を「とがっている方なのかな…」
4月23日(日)スタート、観月ありさが主演を務めるドラマ「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(毎週日曜夜9:00-9:54フジテレビ系)に、藤ヶ谷太輔、高嶋政宏、新川優愛、上川隆也の出演が決定。藤ヶ谷、高嶋、上川は、観月とドラマ初共演、新川は'14年1月以来、3年3カ月ぶりの観月との共演となる。また、藤ヶ谷がフジテレビの連ドラに出演するのは、「信長協奏曲('14年10月期)以来、2年6カ月ぶり。
藤ヶ谷演じる館脇正太郎(たてわき しょうたろう)は、大学はおろか、大学院の卒業が近づいても進路が定まらず、やむなく就職活動を始めるも、就職浪人…。揚げ句、2年目でも希望の企業には入れず、大学の就職課の紹介で「博物館職員」に、という役どころ。
藤ヶ谷は正太郎について「“究極のドM男”といったところでしょうか。正義感が強くて、不器用が故に思っていることが表情に出てしまう青年です。
ビビりな一面はありますが、困っている人がいれば助けようとする“常識人”という印象です。思ったことはしっかり伝えられるタイプの人間だと思いますし、自分自身も日頃の生活の中で思ったことをしっかり言うように心掛けているので、自分と似ている部分もあり、よく理解できます。日曜夜9時の“愛されキャラ”を目指します!」と意気込みを語っている。
今作が20代最後の連ドラとなることについて藤ヶ谷は「あまり考えたことはなかったですが、一つの節目ですよね。今思えば、これまで出演させていただいた作品は、実年齢よりも若い役が多かった印象です。
ですので、30代になっても20代の役、30歳で等身大の30歳の役、かと思えば上の年齢の役もこなせる30代を目指していきたいです。人生を振り返ったときに自分にとって必ず思い出になる作品になると思います」と気合充分な様子。
一方観月は、初共演となる藤ヶ谷について「すごく好青年でとても接しやすい方だなと思いました。正直、テレビで拝見していた限り、少し“とがっている”方なのかなという印象でしたが、お会いしたら全然違いました(笑)」と語っている。
ほか、1年3カ月ぶりにフジテレビの連続ドラマに出演する新川は、明るくて元気がいい現代っ子で、スタッフルームの男連中の尻をたたく係も担うムードメーカー的存在の博物館学芸員補。
高嶋は、一見明るくてノリのいい刑事だが、実は上昇志向。いざ事件となればそのまなざしは真剣そのもの。心の内では犯罪も犯罪者も嫌悪しており、本当は許せないことがたくさんある正義感の強い男を演じる。
約9年6カ月ぶりにフジテレビの連続ドラマに出演する上川は、正太郎(藤ヶ谷)と愛理(新川)の先輩学芸員・磯崎齋(いそざき いつき)を演じる。
■第1話あらすじ:九条櫻子(観月ありさ)は、日本に数人しかいない骨格標本を組み立てるプロの「標本士」。博物館や研究・教育機関からの依頼を受け、日々動物の骨格標本の組み立てを行っている。
そんな櫻子が家政婦のばあやと暮らす邸宅を、博物館の技術補佐員・館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)が訪れる。
館長に命じられるままにやってきた正太郎は、ずんどう鍋をかき混ぜる初対面の櫻子にあいさつするが、スルーされてしまう。戸惑う正太郎を尻目に、櫻子は博物館から組み立てを依頼されていた骨を入れたトレイを手に戻ってくる。
むき出しの骨に驚き、完全に逃げ腰になる正太郎に櫻子は、骨の発見場所を問いただし、「そこへ案内しろ」と言い出す。
博物館のスタッフ・志倉愛理(新川優愛)から場所を聞き、学芸員・磯崎齋(上川隆也)からは、珍しい草花の写真を撮ってくるように指示された正太郎は、櫻子の運転する車で骨の発見場所の山中へ。
到着するとすぐに、櫻子は山を歩き回り、落ち葉や土などを払いのけ何かを探し始める。
やがて動きを止めた先にあったのは、なんと人間の白骨死体。あまりの驚きに腰を抜かし、後ずさりする正太郎。一方の櫻子は「素晴らしい」と恍惚(こうこつ)の表情を見せる。
正太郎の通報で、刑事・山路輝彦(高嶋政宏)と鑑識がやってくるが、遺体は完全に白骨化しているため、詳細は調べないと分からないという。ところが櫻子は、死亡推定時期、年齢、性別、利き手まで、スラスラと言い始める。驚く刑事たちに、何より気になるのが遺体の歯だと告げる。
4月23日(日)スタート
毎週日曜夜9:00-9:54
フジテレビ系で放送