朗読劇「幸せのカタチ」で橋本真一&斉藤秀翼のW主演が決定
橋本真一コメント
台本を初めて読ませていただいた時、このような人生を歩んできた方が実際にいるということにハッとしました。僕自身が生きている上で、目を向けられていない人たちや環境が実際にそこにあるんだと。そしてそれと同時に、親子のつながりというものは、いかなる場合でも人生に大きく影響するものだと感じました。成治を通して一つの“絆”の形を伝えられるよう精いっぱい演じたいと思います。
斉藤秀翼コメント
人はやはり、独りでは生きていくことはできなくて、知らぬところで誰かの助けを受けてたり、自分も知らぬところで誰かの支えとなっていたりしているのだと思います。喜びを感じたり、時には悲しみを感じ、ただいずれにしても人は人と関わることで人生を豊かに進めていける生き物なのだと思います。ご覧いただく方に必ず何か一つでも残るものがあるように、演じさせていただきます。
朗読劇「幸せのカタチ」ストーリー
時は昭和40年代の東京、下町。唯一の家族である父親が失踪したことで、叔父の家に引き取られるも、叔母のひどい仕打ちに耐えきれる家を出る、小学5年生にして一人暮らしを余儀なくされた少年・成治。
「お父さんはきっと帰って来てくれる。僕の次の誕生日までには必ず帰って来てくれる」、そう信じながら新聞配達をして生活をしのぐ日々。そして訪れた誕生日に父は帰って来なかった。
「僕はお父さんに捨てられたんだ」と悟った成治は一人で生きて行くことを決意する。寝る間を削りアルバイトで生活費を稼ぎながら中学、高校と卒業した成治は数多くの挫折を味わいながらも社会人として歩んでいた。
そんな中、成治の元に突然、余命いくばくもない父の居場所の知らせが届く。18年ぶりに再会した父は、死を目前にして成治に語り始める。
4月23日(金)~4月25日(日)開催
【会場】東京・労音大久保会館 R’sアートコート
【HP】https://shiawasenokatachi.themedia.jp/
【Twitter】@shapeofshiawase