”ジブリ以前”の宮崎駿や高畑勲らが関わった名作が続々! 「劇場版 名探偵ホームズ」「パンダコパンダ」などがBS12で放送
BS12 トゥエルビでは、日本のアニメ史にその名を刻む高畑勲、宮崎駿が若き日に携わった名作アニメを続々放送。3月21日(日)と28日(日)には「劇場版 名探偵ホームズ」シリーズ2作品、3月25日(木)には「パンダコパンダ」2作品、そして、4月4日(日)には「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」を放送する。
アニメシリーズから宮崎駿監督作を厳選した「劇場版 名探偵ホームズ」
コナン・ドイルの有名推理小説を、登場人物をすべて犬に擬人化してしたアニメーション作品。霧の都ロンドンのベーカー街を舞台に活躍する名探偵・ホームズ。パイプがトレードマークで明晰な頭脳を持つ彼は、助手のワトソンと共に難解な事件を推理し、解決へ導いていく。
悪の天才科学者・モリアーティ教授やスコットランドヤードのレストレード警部といった、原作でもお馴染みのキャラクターも大活躍。推理劇の魅力にアクションやコメディーの要素も加わり、幅広い世代が楽しめる作品に仕上がっている。
今回放送されるのは、1984年~85年にかけて放送された「名探偵ホームズ」テレビシリーズのうち、宮崎駿の監督作品を抜粋した2つの特別編集版。なお、いずれの作品でも脚本を担当しているのは、後に「この世界の片隅に」などを手掛けた片渕須直。巨匠同士の貴重なコラボレーションは必見だ。
「となりのトトロ」への影響も? 「パンダコパンダ」
パンダブーム真っ只中の1972年に劇場公開されたオリジナル中編アニメーション「パンダコパンダ」。童話「長くつ下のピッピ」の世界観にインスピレーションを受けた宮崎駿が原案、脚本、画面設定を手掛け、高畑勲が演出を担当した。
天真爛漫な女の子・ミミ子とパンダ父子の奇妙で楽しい家族生活を、生き生きとユーモアたっぷりに描き出した本作は、後の高畑・宮崎作品の源流とも言われている。今なお愛され続ける超名作ファンタジーの、シリーズ2作品を一挙に放送する。
名作アニメの知られざる編集版「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」
孤児院からカスバート家に引き取られてきた少女・アンが、プリンスエドワード島の美しい自然の中で、自分の居場所を見つけていくまでを描いた名作アニメ「赤毛のアン」。原作に忠実なストーリー展開ながらも、高畑勲が全編にわたり演出を手掛けており、現在も高く評価されている。
本作は、全50話ある「赤毛のアン」テレビシリーズの第1話~第6話を、高畑が劇場版として再編集した作品。長年日の目を見る機会がなかったものの、アニメの放送から約30年が経過した2010年に満を持して劇場公開された。今回は、4月4日(日)の「日曜アニメ劇場」にて放送される。
3月21日(日)昼5:00-5:55
BS12 トゥエルビにて放送
https://www.twellv.co.jp/program/anime/meitantei-holmes/
■「パンダコパンダ」「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」
3月25日(木)夜8:30-9:55(※2作連続放送)
BS12 トゥエルビにて放送
https://www.twellv.co.jp/program/anime/pandakopanda/
■「劇場版 名探偵ホームズ ミセス・ハドソン人質事件の巻/ドーバー海峡の大空中戦の巻」
3月28日(日)昼5:00-5:55
BS12 トゥエルビにて放送
■「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」
4月4日(日)夜7:00-8:55
BS12 トゥエルビにて放送
https://www.twellv.co.jp/program/anime/sunday-animation/archive-sunday-animation/sunday-animation-028/
■赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道|BS12