黒柳徹子、『徹子の部屋』終了後の意外な目標を明かす「91歳くらいから政治の勉強をして…」
3月30日、黒柳徹子が都内ホテルにて開催された「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)刊行40周年記者会見に出席。40周年を迎えた自著「窓ぎわのトットちゃん」への思いや、今後やってみたいことなどについて語った。
「窓ぎわのトットちゃん」とは
ベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」は、黒柳が自身の小学校時代を描いた自伝的小説で、これまでに全世界で2371万部が発行され、今も愛読され続けている名作だ。
小学校1年生で小学校を退学になってしまった“トットちゃん”が新しくやってきたのは、東京・自由が丘にあったトモエ学園。本物の電車が教室になっているユニークな学校を作った小林校長先生が大好きになったトットちゃんの、喜びと発見に満ちた小学校生活が描かれる。
「先生のお言葉がなければ、私は違う人生を歩いていた」
会見冒頭、「窓ぎわのトットちゃん」の中でつづった思い出について、「忘れられない小学校時代。トモエの思い出なくては、私の人生はお話できないくらいです。芸能界で、変わることなく“トットちゃん”でいられたのはトモエのおかげ」と、思い入れを明かす黒柳。
小林校長先生についても、「なんといっても小林先生です。小林先生は毎日『きみは、本当は、いい子なんだよ』と言ってくださった。だから私は『ええ、(私は)いい子です!』と思っていたんです。先生のお言葉がなければ、私は違う人生を歩いていただろうと思います」と、しみじみと語った。