吉川愛&板垣李光人「カラフラブル」で“かわいすぎるカップル”を描く「この時代に発信する意味をすごく感じる」<インタビュー>
――台本を読んだ際の感想を教えてください。
吉川:人って誰しも偏見や思い込みがあると思うのですが、色々な考え方を教えてくれるような作品だと思いました。このドラマを見ることで、もっと相手のことを知ろう、もっと気づかいをしようって思えるんじゃないかなと思います。
板垣:僕が演じる周くんはメイクして、ファッションも好きなように楽しんで、っていうところが僕自身と似ていて。タイトルにも「カラフル」という言葉が入っていますが、世の中がもっと“カラフル”であっていいんだけれど、ジェンダーギャップなどの問題もあるように、“カラフル”であることの難しさもある。周と和子という二人の関係性に癒されつつも、この時代にこの作品を発信する意味をすごく感じました。
――演じる役のビジュアルでこだわったポイントはありますか?
吉川:和子ちゃんはあまり自分自身に気を遣っていない女性なのですが、衣装合わせの際に、ジャケットを着る、着ない、アクセサリーをつける、つけないなどの一つ一つを衣装さんと話し合って、いいバランスになるようこだわりました。
板垣:原作のめぐるくんは、髪色もコロコロ変わっていますし、ハイトーンのイメージがあって。高校時代に和子と出会って自分を変えてもらったっていうところから、周くんの髪の色は、自分の好きなようにやるとか、自分を変えるっていう意味としても重要な役割を担っていると思うんです。
だから、ドラマとして見た時にはあまり違和感のない色だけど、ちゃんと周くんらしさが出るように、すごく相談しました。あと、ファッションは結構攻めていると思うので(笑)、注目してもらいたいですね。
――攻めたファッションということですが、吉川さんから見て、板垣さんの衣装はどうですか?
吉川:実はまだこの衣装しか見たことがないのですが、派手だし、すごいなー!と思います(笑)。これを着こなしている板垣さんのすごさも感じますね。
2021年4月1日(木)スタート
毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系にて放送
原作=ためこう『ジェンダーレス男子に愛されています。』
「FEEL YOUNG」連載中/祥伝社 既刊1~3巻(原作編集 株式会社シュークリーム)
【HP】https://www.ytv.co.jp/colorfulovele/
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