ミルクボーイ、“前”M-1王者となり「気楽にやれている気はします」MC番組では“おしゃれ”を希望<インタビュー>
MC経験はほどんどなし、「僕ららしくいけたら」(駒場)
――情報番組といえば、「M-1グランプリ」優勝直後の2020年1月に「めざましテレビ」(毎週月~金曜朝5:25-8:00)で“マンスリーエンタメプレゼンター”をされていましたが、その経験が生きていることは?
内海:朝のほんまバタバタしたスタジオで、「あと何秒でこれを言ってください」とか、皆さん動き回っている現場だったので、あれを経験したら全て止まって見えるというか、まさに“スロー”ですね。今日もゆったり感じられてよかったです。
駒場:あの時は、皆さんが「あと10秒もあるからね」と言っていて。僕らからしたら、10秒しかないのにという感覚だったんですけど、そこで鍛えられた分、何か聞かれたときに一応何かは言えるようになったかもしれないです。
――その後もいろいろとお仕事をされてきたかと思いますが、M-1チャンピオンとしての1年はどんな1年でしたか?
内海:“チャンピオン”という肩書をどこでも言っていただくので、「M-1チャンピオンなのに、できてないとか思われたら嫌やな」とプレッシャーはありました。でも、1年経って、マヂカルラブリーさんにバトンを渡せたので、そこからは気楽にやれている気はします。
駒場:今思ったら、“M-1”というのが、自転車の練習のとき、後ろを手で持ってくれていた親みたいな感じです。今は、手放しになった1年目。M-1という肩書があったときは安定感がありましたけど、その期間が終わって、放された今も、まだコケずに自転車はこげているかなと思います。
――M-1を獲る前は、MCのお仕事をする未来は想像していらっしゃいましたか?
内海:いやいや…ないですないです!
――そういう願望があったりとかも?
内海:M-1を獲る前の1年はネタのことだけで、それからのことなんか全く考えていませんでした。優勝するのも2年か3年計画で、まず、準決勝に出て舞台を増やして、皆さんに知ってもらおうと頑張っていたところで、優勝までさせてもらったので。劇場でMCをすることもそんなになかったですし。だから、よくやっている方なんです(笑)。
――では、MCとして見てほしい部分は?
駒場:うまい人はいっぱいいますけど、僕ららしくいけたらなと思います。下手なのは良くないですけど。“ミルクボーイの金曜日のこの時間を見たい”と思ってもらえたらいいなと思います。
内海:ゲストの人とか、ネタをしてくれる芸人さんが、気持ちよく、楽しんでもらえたらいいですね。僕らは一切ウケなくても。
駒場:そうですね。
内海:もともと僕らは、“僕らが!僕らが!”という部分に欠けていますので、皆さんが(前に)出ていただけたらという気持ちです。
毎週月~金曜昼2:45-3:45
カンテレにて生放送
【公式HP】https://www.ktv.jp/slow-easy/
【公式Twitter】@0245slow_easy
MC=(月)見取り図、(火)アキナ、(水)週替わり、(木)ゆりやんレトリィバァ、(金)ミルクボーイ
アシスタント=(月・火)谷元星奈アナ、(水~金)川島壮雄アナ