――ドラマ出演に続き、映画にも出演。完成した心境を教えてください!
私が「バイプレイヤーズ」を見るきっかけは、兄からの「マジで見た方がいいよ!」っていう一言だったんです。もともと出演できるとは思わずに見ていた作品だったので、出演が決まったときはすごくうれしかったです。
兄に伝えたら「でかした! 良くやった!」と喜んでいました。なので、勝手に兄孝行ができたかなと思っています(笑)。
実力派で演技派の皆さんが出演されている作品に自分が呼んでいただけたことで、これから先の自信も頂きました。
今24歳で、この作品に呼ばれなかったらすごく悔しかっただろうなって感じたんですよね。今までやってきたことが形として見えた気がして。ここからまた頑張らないと、って役者としての新しい目標を頂きました。出演したことだけじゃなくて、この現場を見られたことが、すごくいい経験でした。
――“芳根京子役”での出演となりましたが、演じてみての感想は?
ドラマ「あのコの夢を見たんです。」でも、芳根京子を演じさせていただいたんです。それに続いて今回も本人役だったので、こんなこともあるんだなとビックリしましたね。
でも、同じ芳根京子役でもそれぞれの作品でキャラクターが違っていて、自分はこういう印象なんだなと分かって面白いんですよね。私がそう思えばそうだな、何をやってもいいのかなと思って、今回も楽しくやらせていただきました。
普段は人見知りであまりグイグイいけないんです。でも台本の芳根京子はグイグイ行くので、キャストの皆さんとも距離の縮まり方が早かった気がしますね。
(高杉)真宙くんは「表参道高校合唱部!」(2015年、TBS系)でご一緒していたから心強かったですし、その心強さも(本人役なので)役柄的に出してもいいわけだから、救われる部分が多かったですね。
全国公開中
<スタッフ>
監督:松居大悟
脚本:ふじきみつ彦、宮本武史
主題歌:Creepy Nuts「Who am I」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:「映画 バイプレイヤーズ」製作委員会
制作プロダクション:スパークル
配給:東宝映像事業部
<キャスト>
田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一、
濱田岳、柄本時生、菜々緒、高杉真宙、芳根京子、
有村架純、天海祐希、役所広司
【HP】byplayers.jp