2018年より実写化され、ドラマ・映画と人気を博している「賭ケグルイ」。このシリーズ新作『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』が4月29日(木)に公開される。
これに先駆け、森川葵が演じる早乙女芽亜里を主人公にしたドラマ「賭ケグルイ双(ツイン)」がAmazon Prime Videoにて配信中だ。
「賭ケグルイ双」でシリーズ初主演を務める森川にインタビューを実施。新作ドラマ、映画の見どころや、作品に対する思いなどを尋ねた
――久しぶりの新作ですが、芽亜里の役にはすっと入れましたか?
撮影は「双」からだったんですが、「双」はいつも皆さんが見ている芽亜里ほど飛ばしてはいないので入りやすかったです。ドラマが途中まで進んでから映画の撮影が始まったので、徐々にエンジンをかけながら作っていけて、弾ける芽亜里に気持ち良く入れました。
――「双」を通して、改めて気付いた芽亜里の魅力はどこですか?
これまでの芽亜里は自分の道をひたすら真っすぐに進むような印象で、自分中心に世界が回っているような性格に見えていたんですが、「双」で芽亜里がどうしてそうなったのかに触れることによって、芽亜里はすごく人思いで自分の周りにいる人を大切にする子だったというのが見えてきました。
――「双」では、シリーズを通して初の座長という立場になりますね。
芽亜里のキャラクターはすでにでき上がっているので、「双」をやるから主役です!みたいな顔でいるのは違うと思いました。ただ、「双」には新しいキャストがたくさん入ってきているので、みんながどうやったら「賭ケグルイ」の世界に入りやすくなるか、どうしたら楽しんでもらえるか、というのは意識して、コミュニケーションをとるようにしていました。
それに、監督やスタッフさんは前作と変わらないメンバーなので、私が何かをすごく変えるとかではなく、とにかくみんなが楽しく過ごしてくれればいいなと思ってやっていました。
――英勉監督の下、シリーズにおよそ3年間携わって、女優としての力がついたという実感はありますか?
英さんの監督としてのスタイルが独特過ぎて、英さんのようなお芝居の付け方をする方って他にいないんです。もちろん「賭ケグルイ」に出ることに関しては絶対的な自信はあるし、芽亜里も私にしかできないっていう自信はあるんですけど、それを他の現場で…というのはまだ経験がないです。
ただ、「賭ケグルイ」の現場では急にいろんなことをやることが多いので、確かに瞬発力は身に付いているかもしれないです。度胸も付いてきていると思います。毎回、英さんが私に試練を課すので(笑)、「賭ケグルイ」でやったから、基本何が来ても大丈夫!という気持ちにはなっています(笑)。
4月29日(木)、東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
原作:河本ほむら・尚村透(月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
監督:英勉
脚本:高野水登、英勉
出演:浜辺美波、高杉真宙、藤井流星(ジャニーズWEST)
松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理(乃木坂46)、小野寺晃良
池田エライザ、中村ゆりか、三戸なつめ
矢本悠馬/森川葵
配給:ギャガ
公式サイト:https://kakegurui.jp/
(C)河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX
(C)2021 「映画 賭ケグルイ2」製作委員会
「賭ケグルイ双」
毎週金曜、Amazon Prime Videoにて独占配信中
【HP】https://kakegurui.jp/twin/
出演:森川葵・佐野勇斗・生田絵梨花(乃木坂46)・秋田汐梨・高杉真宙・浜辺美波ほか
原作:河本ほむら・斎木桂「賭ケグルイ双」
原作:河本ほむら・尚村透「賭ケグルイ」
(掲載 月刊「ガンガン JOKER」スクウェア・エニックス刊)
監督:英勉・長野晋也
脚本:高野水登・英勉