元KARAク・ハラさんの遺産を巡る事件に迫る! 宮根誠司「世界の中で起こっていることが表れていた」
4月17日(土)に土曜プレミアム「世界法廷ミステリー 愛と憎しみの家族」(夜9:00-11:10、フジテレビ系)が放送される。
同番組は、実際の裁判映像や証言を手掛かりに、殺害現場に残された証拠などから事件の謎に迫るシリーズの第17弾。家族にまつわる世界で起きた事件3件を紹介する。MCに宮根誠司と井上清華アナウンサー、ゲストには伊集院光、菊池風磨(Sexy Zone)、高橋ひかる、西山茉希、マヂカルラブリー(野田クリスタル、村上)が出演する。
凶悪バスジャック犯vs小さな英雄
2019年3月にイタリア・ミラノ近郊の町でバスジャック事件が発生した。被害にあったのはアダムとラミを含む、学校に向かうバスに乗った生徒たち50人と教員3人。
車に乗り込み、いつも通りバスが発車するも突然バスが停車。運転手が拳銃を手に女子生徒を人質にとったのだ。前方の生徒と男性教員は手を縛られ、携帯電話は没収された。目的地は40キロ先のリナーテ空港。犯人はアフリカ系移民で、事件前日に犯行声明動画をSNSに投稿していた。
犯人は、密航船でイタリアに家族を入国させる過程で多くの子どもたちが海でおぼれて命を失っている悲しみ、さらにイタリア社会が移民を差別していることの理不尽さを訴えていた。バスを炎上させ、大量殺人テロを起こすことでイタリア社会への復讐が目的だという。
遺産を狙う実母ク・ハラの悲劇
KARAの元メンバーのク・ハラさんが突如、死亡したニュースは日本でも大きく報じられた。そのハラさんの兄から番組に悲痛な思いを伝える手紙が届いた。
実は兄は最愛の妹を失っただけでなく、さらなる悲劇に見舞われていた。それは数億円ともいわれるハラさんの遺産を巡る母親との相続争いだった。実はハラさんと兄のホインさんは、それぞれ9歳、11歳の時に母親に捨てられていたのだ。
父親は出稼ぎ労働者だったため、きょうだいは親戚の家に引き取られ肩身の狭い子ども時代を過ごしていた。一方、母親は家を出てから数年後に一方的に親権を放棄した。
ところが、ハラさんの葬儀に突然母親が現れ、遺産分配を求めてきた。法律上、母親には遺産の半分を相続する権利があるという。だが、兄は子どもを捨てた母親に相続する権利はないと母親を相手取り訴訟を起こした。
渦中の母親を直撃取材すると涙ながらに語り出し、1枚の写真を見せる。それはハラさんとのツーショット写真だった。
赤ちゃん取り違え死の直前に暴かれた陰謀
9歳のキンバリーは幼いころ母親を病気で失ったが、父・ロバートの元で裕福な家庭に育てられていた。だが同じ病院で生まれた赤ちゃんと取り違えられていたことが判明。
キンバリーを産んだ母親はレジーナという女性だということが分かり、DNA鑑定で親子関係が証明された。キンバリーと生みの親レジーナは、育ての親ロバートの了承の元、交流を始めることになる。しかし、ある日突然ロバートが交流を禁止する。
そこで、娘に会う権利をかけてレジーナはロバートを訴えることになったが、裁判を進めていくと赤ちゃん取り違えに関する隠された事実が続々と明らかに。謎を解くカギはテレビ局の取材を受けたある女性が握っていた。
4月17日(土)夜9:00-11:10
フジテレビ系にて放送