――共演者は同世代が多いですが、現場の雰囲気はどんな感じでしたか?
助監督の方とカメラマンの方がムードメーカーでした。ずっと二人でしゃべっていて、そこに出演者たちも乗っかるという感じでしたね。撮影期間1カ月少しというすごい過酷なスケジュールだったんですけど、現場は明るくて、すごく楽しかったです。
――本郷さんとのシーンが多かったと思うのですが、共演してどうでしたか?
王子様みたいなイメージ通りの方でした。ただ、1カ月一緒だったのにもかかわらず、あんまり仲良くはなってないです(笑)。でも、お互いの共通の趣味の話では盛り上がりました!
――良い距離感だったということですね。本郷さん演じる上野さんの的確な恋愛指南もドラマの見どころですが、ドラマの中で柾木さんが一番感心した指南はありますか?
「お友達ゾーンを脱出する」という話があったんですけど、“お友達ゾーン”にいる人は安心感しか女性に与えないという話で、異性として意識されるためには緊張感を与えなくてはいけないと言われた時に、すごく納得しましたね。「女性にこびちゃだめなんだな」と。すごく響きました。
――では、もし柾木さんの近くに上野さんがいたら恋愛相談しますか?
上野さんの指南を端から見て自分に生かすことはあるかもしれないですけど、僕が上野さんに聞くことはないですね。説得力はあるんですけど、信用できないと思っちゃいます(笑)。それに、まだ誰かに相談するほどの真剣な恋愛をしたことがないですね。
――ちなみに、柾木さんは恋愛相談される方ですか?
しないし、されないですね。というより、考えるとちゃんと恋愛していない感じです。恋愛の仕方を忘れてしまいました(笑)。早く結婚をしたい願望はあるんですけど…。
――もうすぐホワイトデーですが、ホワイトデーの思い出を教えてください!
僕、誕生日が3月24日なんです。彼女がいた時はホワイデーだけじゃなくて、自分の誕生日にも僕から逆サプライズしました。僕にとって3月は好感度も上がるし、女性が僕をより好きになる月なんです!(笑)
――ドラマも中盤になってきましたが“一条君のここに注目!”という今後のポイントは?
これからは、一条君と麻衣ちゃん(松井愛莉)の話になってくるんですよ。最初はゲストの方に指南してた上野さんが、後半は一条君に真剣になってくれて、僕の恋を応援していってくれる感じになるんです。なので、今後は一条君の恋物語へと進展していきます!
――最後に、視聴者へメッセージを!
原作の漫画ももちろん面白いですが、ドラマは登場人物一人一人の話しが掘り下げられていくストーリーになっているので、ドラマならではの楽めるポイントがあるなと思っています。
男性も女性も共感できて勉強にもなって、僕は一つのバラエティー番組の再現ドラマを見ているみたいな気持ちになりました。恋愛を教える番組をドラマっぽくやっているんじゃないかと錯覚するくらい、趣旨がはっきりしているんです。話を追うごとにストーリーが出来上がってくるので、最終話までしっかり見てほしいです。最後にはきっと、一つのドラマを見たという満腹感が得られると思います。