「特捜9 season4」第3話あらすじ
特捜班のメンバー・村瀬健吾(津田寛治)は、ある朝、戸惑いを抱えながら登庁していた。
なぜなら、どうしても思い出せないものが見つかったのだ。それはブドウをかたどったイヤリング。着なくなった服を整理していたところ、古いスーツのポケットから出てきたのだが、いつどこで紛れ込んだのかまったく思い出すことができなかった。
通勤途中に会った浅輪直樹(井ノ原快彦)に、イヤリングを見せて心当たりがないか聞いてみるが、まったく知らないという。そんなことを直樹と話しているうち、村瀬は刑事として未熟だった直樹が主任になるまでの成長を思い返していく事に…。
また、”犬猿の仲”青柳靖(吹越満)をはじめとする特捜班メンバーにも聞くが、皆イヤリングに見覚えはないと言う。「いったいこのイヤリングは何だったのか?」と考えるうちに、遺留品がポケットに残っていたのではないかという疑惑にたどり着く。
しかし、大事な証拠品を紛失していたとなれば懲戒処分も免れないと聞きつけた村瀬は大いに焦る。村瀬はさまざまな記憶を呼び起こし、イヤリングの謎に迫ろうとする。
この日、特捜班には出動要請が入らず、何もかもが穏やかに過ぎていくと思われたのだが、“事件のない日”のラストに、予期せぬ衝撃の出来事が発生する。