高柳明音、“運命が変わった”セットリストでSKE48を卒業「SKE48以上の青春はないです」
SKE48・高柳明音の卒業公演が4月26日と27日に名古屋・栄のSKE48劇場で開催。同公演は高柳が所属するチームKIIのオリジナル公演「ラムネの飲み方」のセットリストで上演された。
元々は2020年春に同グループからの卒業を予定していた高柳だが、新型コロナウイルスの影響で卒業が延期となり、4月10日に約1年越しで卒業コンサートを愛知・日本ガイシホールで開催。今回の「ラムネの飲み方」公演も本来は通常通りの16人編成で考えられていたが、新型コロナウイルス対策として2日間8人ずつに分けての実施に。
26日の公演には野島樺乃、山内鈴蘭、荒井優希、高柳、竹内彩姫、倉島杏実、佐藤佳穂、谷真理佳、27日の公演には江籠裕奈、大場美奈、北野瑠華、高柳、日高優月、古畑奈和、斉藤真木子、須田亜香里が出演した。
正真正銘、SKE48としての高柳のラストステージになった27日の公演では、高柳は「この曲を最初に頂いた時に、この“お待たせ”“みんな待っててくれてありがとう”という気持ちを何年先まで、『新鮮な気持ちを持ってやっていけるのかな?』とか『いつまでこの曲を歌い続けていけるんだろう?』って思ったんですけど、今日この曲を歌った時に『これが一つの完成形なんだ』って」と、4曲目の「お待たせSet list」で早くも涙ぐんでしまったことを序盤の自己紹介のMCで告白。
続けて、「今日立っているメンバーはみんなチームKIIを通ってるんですよ。最初一緒にKIIだった真木子と、2つ目のKIIで一緒だったあかりん(須田)と、今のKIIを一緒に作り上げてるみんなと、この公演ができることがこんなにじーんと来るんだなって。今日は泣かないと思っていたんですけど、皆さんの温かい目もあり、声は聞こえなくても思いはすごく伝わってます。最後まで皆さんと楽しめればうれしいです」と思いを語った。
また、コロナ対策の一環で現在のSKE48の劇場公演ではセットリスト中のユニット曲は行われていなかったが、今回は卒業公演ということで高柳がオリジナルメンバーの「クロス」を特別に披露。メンバーやファンの間ではおなじみとなっている高柳、北野、日高の編成で熱いパフォーマンスを繰り広げた(※26日は高柳、荒井、竹内)。
その後、全員で「今 君といられること」「ウイニングボール」「握手の愛」を歌うと、公演はアンコールに突入。