――恒松さん演じる中園くるみは、そつのない優等生。実年齢22歳の恒松さんは、一番年下になりますが、お兄さんたちを見てどう思われていますか?
白濱:「こいつらバカだな~」って思ってるでしょう?
恒松:そんなことないですよ(笑)。皆さん第一線で活躍されている方なので、普通の同世代の方たちよりも大人な気がします。しっかりされてるし、尊敬できるところもたくさんあるし、話を聞いていて面白いです。一般的に女性の方が精神年齢が高いと言われていますが、やっぱり全然私よりも大人。でもあまり年下ということを意識すると、同期の役ができなくなっちゃうので、そこは頑張って付いていっています。
白濱:裏のボスですよ、恒松ちゃんは。
野村:恒松ちゃんを怒らせたら、その日の現場がヤバくなるからね(笑)。
恒松:やめて!(笑)。
白濱: でも、「真面目」だよね。
野村:僕は22歳らしいと思うな。女優さんって、大人びていて素の部分が見えない人が多いんですけど、彼女は年相応の会話をしてくれるから、こちらとしては、つるみやすいですね。
社会人の方は、思い出すことが多いはず!
――最後に、5月1日(土)放送・第2話の見どころを教えてください。
白濱:「すみません」って謝っているカットが多い回です。憧れた医師になれたのに、研修医生活はうまくいかない。初めて4人が会った時、初めて研修室に来た時のキラキラしてた瞬間を全員が思い返すみたいなところがあって、なんかリアルなんですよね。僕が2話を見て思ったのは、社会人として歩み始めたときって、何事もうまくいかないじゃないですか。憧れた世界でも、実はちょっと黒かったりするし。そういうものを表現している、現実に打ちのめされる回です。社会人の方は、思い出すことが多いと思いますよ! ぜひ、ご覧ください!
取材・文=坂本ゆかり
毎週土曜夜11:00‐11:30
テレビ朝日系
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【スタッフ】
(原作)中山祐次郎「泣くな研修医」(幻冬舎文庫)
(脚本)樋口卓治
(ゼネラルプロデューサー)横地郁英(テレビ朝日)
(プロデューサー)服部宣之(テレビ朝日)、残間理央(テレビ朝日)、山本喜彦(MMJ)、小路美智子(MMJ)
(演出)豊島圭介、朝鳥ツワ子、小松隆志
(制作)テレビ朝日、MMJ
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