――もうすぐ御坂美琴の誕生日である5月2日ということで、タイムリーな動画でしたが、コイントスを成功させるのは難しかったのでは?
伊織 難しかったけど、練習を重ねるうちにどんどんのめり込んでいってしまう、熱中度の高いチャレンジでしたね。美琴ちゃんのコスプレはこれまでにもしたことがありますが、この格好でコイントスをするのは初めての経験だったので、楽しく取り組めました。
――続いて、作品についてもお聞きします。「とある科学の超電磁砲」のおもしろいと思われる部分や、魅力を感じるポイントを教えてください。
伊織 学園を取り巻く事件に、学生のキャラクターたちが立ち向かう物語なんですけど、それぞれのバックグラウンドもしっかり描かれていて、感情移入できるところがいいですね。物語の舞台となる「学園都市」は、実際にある街がモデルになっていて、既視感があるのも入り込みやすいポイントだと思います。それプラス、能力バトルもので、厨二心をくすぐる要素があるのも魅力的ですね。
――本作は、コスプレ界隈でも人気の高い作品ですが、多くのコスプレイヤーから支持されているポイントはどこにあると思われますか?
伊織 衣装が学校の制服なので、比較的用意しやすい…というのがひとつ。それと、自分が用意しやすいということは、ほかのコスプレイヤーにとっても準備しやすい衣装ということなので。友だちといっしょにイベントに参加したり、大人数での“併せ”をしやすい…というのが、ふたつめの理由なんじゃないかと思います。
――衣装を用意しやすいというのも、コスプレイヤーにとっては重要なポイントなんですね。ちなみに今回、伊織さんがコスプレをされた御坂美琴ですが、彼女の魅力をひと言で表すとしたら?
伊織 ビジュアルがかわいいのはもちろんですが、正義感が強くて、自分の信念をしっかり持っているところも彼女の魅力だと思います。でも、よくよく考えたら、まだ14歳なんですよね。年齢の割には、すごくしっかりしているなぁと思う半面、小さい動物やかわいいマスコットが好きなところは年相応といいますか。ふだんはかっこいいのに、そうしたかわいらしい一面もあるところにキュンとしちゃいます。
――御坂美琴以外にも好きなキャラクターはいますか?
伊織 食蜂操祈ですね。用心深い性格とミステリアスな雰囲気が印象に残るキャラクターです。美琴ちゃんの側からすると性格が悪そうに見えるんですけど、さりげなく側近の人たちをフォローするなど、面倒見のいいところもあって。見た目と性格にギャップがあるところも含めて、魅力的な女の子ですね。それと単純に、グラマーなスタイルとビジュアル、目が特徴的なところにも惹かれます。
――公式でコスプレのお仕事をする際、毎回必ず取り組んでいる事前の準備はありますか?
下に続きます