中村倫也演じる青山が営む移動珈琲店を通して、出会う人々の心を癒やしていくドラマ「珈琲いかがでしょう」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)。5月17日放送の第7話では、青山も属していた泥龍会の3代目・ぼっちゃん(宮世琉弥)が青山の居場所に気づき、彼を拘束。青山が組を去る前のエピソードが描かれ、彼に固執するぼっちゃんの心境が分かった。
ドラマは5月24日(月)にいよいよ最終回を迎えるが、キーパーソンとして登場しているぼっちゃんを演じる宮世流弥にドラマの撮影裏話を聞いた。
経験したことがないぐらいのセリフ量で…
――撮影に途中から参加し、さらに重要な役どころを演じるということで、プレッシャーはありましたか?
すごくプレッシャーでした。しかも台本を読んだら、経験したことがないぐらいのセリフ量だったんです。今回1人のシーンではなく、中村さん、磯村(勇斗)さん、夏帆さん、(組員の夕張役の)鶴見(辰吾)さんもいらっしゃる場面だったので、僕が間違えたら…というプレッシャーに押しつぶされそうでした。でも、周囲の皆さんが支えてくださって、終わった時はホッとしました。
――すごいセリフ量だったということですが、NGはなく?
緊張しすぎて、何回もNGを出してしまったのですが、その度に中村さんたちが励ましてくださったり、NGを「宮世のシーズン2が始まった」「シーズン3だ」「4だ。海外ドラマみたいにまたやってるぞ」と面白くイジってくださったんです。確か「シーズン8」ぐらいまで行っちゃったんですけど、皆さんが場を和ませてくださったので、無事に終わることができました。
――ぼっちゃんは青山に対して攻撃的ですが、以前、気持ちが分かる部分もあると話していました。それはどんな部分ですか?
青山がぼっちゃんに何も言わずに組から出て行ったことについて、すごく怒っているという点です。青山側から見ると言わずに去った方が良かったのかな?とは思いますが、あれだけ寄り添ってくれていた人がすっといなくなることはどれだけツラいのだろうと想像することができましたし、頭がおかしくなってしまうのは仕方ないのではないかな?とも思いました。
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