中村さんのお家にお邪魔して、コーヒーをごちそうになってみたい(笑)
――青山やぺい(磯村勇斗)とは激しい絡みがありましたが、アクションについて中村さんや磯村さんからアドバイスをもらったりは?
いただきました。「もうちょっと声出していいよ」とか「もうちょっと殴っていいよ」と言っていただき、蹴りを入れるシーンも盛り上げていただいたので(笑)、気持ち良く演技できました。
――ぼっちゃんは幼少期に隠れて、逆上がりを一生懸命練習したりしていましたが、宮世さんがちょっとだけ見栄を張って隠していることはありますか?
今はもう隠してないですが、以前、とあるオーディション会場の隣にカフェがあったんです。そのオーディションは1日掛かりのものだったので、昼休憩でカフェを利用したら、店員さんがありがたいことに僕のことを知っている方だったんです。わっ! と思って、本当はフレッシュなオレンジジュースを飲みたかったのですが、カッコつけて、ブラックコーヒーを注文したんです。でも、当時はコーヒーが飲めなかったので、本当に苦い思いをしました。
――コーヒーといえば、現場で中村さんが淹れたコーヒーを飲むチャンスはありましたか?
残念ながらなかったのですが、またチャンスがあったら、中村さんのお家にお邪魔して、コーヒーをごちそうになってみたいです(笑)。
――5月24日(月)放送の第8話でいよいよ最終回です。最後の見どころを教えてください。
第7話で、ぼっちゃんが青山さん、垣根(夏帆)さん、ぺいさんにとてもひどいことをしました。こんなひどいことをするヤツだったとはビックリですよね!(笑)。しかし、ぼっちゃんが仕掛けたワナを青山さんがどう回避するのか? そして、青山さんがぼっちゃんに何を伝えるのかというところにぜひ注目してください。
取材・文=及川静
最終話あらすじ「暴力珈琲」「ポップ珈琲」
組を継いだぼっちゃんが執拗(しつよう)に青山を追っていたのは、信頼していた“とらモン”の裏切り行為に対する報復だった。あれほど嫌っていた暴力で全てを制するようになったぼっちゃんに、青山は「そのやり方で手に入れたコーヒー牛乳はおいしかったか」と問い掛ける。
ぼっちゃんの脳裏によみがえったのは、同級生を脅して好きなだけコーヒー牛乳が飲めるようになったのに、なぜか全く味がしなかった頃の記憶。そこで、これまで沈黙を貫いていた夕張(鶴見)が、見かねて裏切りの真相を語り始める。青山が大金と共に姿を消した裏には、息子を思う二代目とのある固い約束があった。
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