映画「ベイビーわるきゅーれ」あらすじ
女子高生殺し屋ふたり組のちさととまひろは、高校卒業を前に途方に暮れていた……。
明日から“オモテの顔”としての“社会人”をしなければならない。組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たち。突然、社会に適合しなければならなくなり、公共料金の支払い、年金、税金、バイトなど、社会の公的業務や人間関係や理不尽に日々をもまれていく。
さらにふたりは、組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、ふたりの仲も徐々に険悪に――。そんななかでも、殺し屋の仕事は忙しく、さらにはヤクザからうらみを買って、面倒なことに巻き込まれちゃって、さあ大変。
そんな日々を送るふたりが、「ああ大人になるって、こういうことなのかなあ」とか思ったり、思わなかったりする、成長したり、成長しなかったりする物語である。
※高石の「高」ははしご高が正式表記