女優の剛力彩芽が5月11日、「Ladies for Cinema Project」オンライン発表会に登場。映画コメンテーターのLiLiCoと共に、短編映画の魅力と、女性を取り巻く現状や妊活、気になる仕事の近況について語った。
6月11日(金)~21日(月)に開催される米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)」に先駆け、2019年にスタートした「Ladies for Cinema Project(レディース フォー シネマ プロジェクト)」は映画を通じ女性映画人の思いを発信する試み。
5月11日より「SSFF & ASIA 2021」オンライン会場にて、世界で活躍する5人のフィルムメーカーの作品を配信している。
剛力彩芽の“特に印象に残った映画”は?
すべてのラインナップを見たという剛力は、特に印象に残った作品として「SHIBUYA,TOKYO 16:30」を挙げ、「はっきり言わない2人のもどかしさ、せっかく前に進めそうなのに進めないあの苦しさみたいなのが今の何かを象徴していて、最後に考えさせられます。苦しくなって画面越しに何か言いたくなるんですよね」とコメント。
LiLiCoも「エンドロールが終わってもこの作品は終わらない。どうなるかは見た人の心の中にあって…主人公は“頑張りたい”というのが強みなのに、それが逆に弱みになって何も言えない。私が主人公だったらああはいかないです(笑)。男性プロデューサーが弱い女性を利用してストーリーが出来上がる…男性にもいろんなタイプがいて、芸能界がクリアであることを願いたいけど、こういうことを経験した方もいっぱいいて。最近は言い出す勇気を持った女性が増えて、ハラスメントとかが表に出ることが多くなったけど、今もどこかでそういうことがあるかもしれない。もちろん、男女逆でのハラスメントもありえますしね」と語った。