宇垣美里「1人だと尻込みしちゃって」
最終予選は、予選を勝ち抜いたバーテンダー10名が、日々磨き上げたスキルを生かしながら、制限時間内に極上の一杯を作り出す4つの競技で「技」「味」「おもてなし」などを競うもの。
表彰式終了後に行われたアフターファイナルには、宇垣アナとともに、クオリティー・ライフスタイル誌「GQ」の日本版「GQ JAPAN」の鈴木正文編集長も主張あるファッションで登場。最終予選で1位を獲得したバーテンダーの木場進哉(こば・しんや)さんや、前回チャンピオンの吉田宏樹さんとともにトークを繰り広げた。
「先輩に連れて行ってもらったことはあるけど、1人だと尻込みしちゃって、なかなかバーに行ったことがなくて。“小童が!”“まだ早い”と思われたらどうしようと思っているうちに30歳になっちゃったんですけど」という宇垣アナ。
「カクテルはカタカナが並んでいて、これは何だろうと思うことが多いんです」「バーでのルールは? 服装は? 何を頼めば? そもそも1人で行ってもいいの? とか、誰か教えてくれ! ってなります(笑)」と訴えた彼女に、世界のバーやパブを回った鈴木編集長やバーテンダーたちが以下のように優しく回答。
「オーダーは、イメージだけ伝えてお任せでもOK」「慣れていないことを素直に伝えてくれれば、あとは好きな映画や音楽などの会話からお作りできます」「意外に会話を楽しめると思う」「昔は女性1人っていうのはそんなになかっただろうけど、今は平気だよ」「バーの重厚な扉に、入りにくさを感じる気持ちはよく分かります。そういう方は、ホテルバーがオススメ。扉がなく、誰でも歓迎していますから」「何着ていっても大丈夫。でも、背伸びするのは悪いことじゃないので、思いきった勝負服を着るチャンスでは」などのアドバイスに、宇垣アナは「味わうことが一番ってことですね」と笑顔を見せていた。
宇垣美里、チャンピオンらのカクテルに「おいしいです~」
大会チャンピオンらのカクテルで乾杯し、味わった宇垣からは「おいしいです~」と感嘆の声。「ワインをベースにしたものを飲ませていただいたんですけど、飲んだ瞬間香りがふわーっと広がって、また飲みたくなってしまう…」と語り、「飲み終わった後にポカポカするので、飲みやすいんですけど、しっかりお酒を飲んだなという感覚もあって。また飲みたいです」と重ねていた。
「DIAGEO WORLD CLASS 2021」最終予選参加者(大会ファイナリスト)は以下の10名。優勝者が出場する世界大会は、7月5日(月)~8日(木)に開催予定。
1.江刺 幸治(Koji Esashi) 東京都/SPIRITS BAR Sunface SHINJUKU
2.緒方 唯(Yui Ogata) 宮崎県/Wine & Bar 麦屋
<第1位>3.木場 進哉(Shinya Koba) 熊本県/夜香木
4.古村 祥太郎(Shotaro Komura) 京都府/ザ・リッツ・カールトン京都
<第2位>5.高橋 慶(Kei Takahashi) 奈良県/LAMP BAR
<第3位>6.高橋 伸彰(Nobuaki Takahashi) 東京都/BAR Recette
7.竹下 健一(Kenichi Takeshita) 京都府/ザ・リッツ・カールトン京都
8.田中 知輝(Tomoki Tanaka) 奈良県/THE SAILING BAR
9.宮地 信吾(Shingo Miyachi) 東京都/コンラッド東京 バー&ラウンジ トゥエンティエイト
10.山崎 創世(Hajime Yamasaki) 京都府/京都悠洛ホテル M ギャラリー Lounge & Bar1867
◆取材・文=坂戸希和美