お笑いコンビ・チョコレートプラネットが、JRA(日本中央競馬会)のWEB特番に出演。競馬初心者に贈る「チョコプラ競馬!!」と題する本番組は、5月30日(日)に開催される「日本ダービー」(GⅠレース「東京優駿」)に向けて、5月25日に1回目を配信した。
そこでWEBザテレビジョンでは番組初回「#1・前編〈運も実力のうち。スター性を確かめろ!チョコプラ競馬!!〉」の収録現場に潜入し、撮影中の長田庄平と松尾駿の様子を追っ掛け、収録後には番組で得た“競馬”の楽しみ方などを語ってもらった。
GⅠはお笑いのショーレースで例えるとM-1グランプリ決勝
競馬で冠番組が持てたチョコプラのふたりはうれしさを爆発させつつも、実はどちらも競馬をほとんどやったことのない“競馬初心者”。冒頭から松尾が坂上忍のモノマネで、自虐的に「こうやってさぁ、詳しくないさぁ、ふたりにやらせるわけでしょう? これってパワハラだと思うんだけどなぁ」と現場を和ませ、“助っ人”として、YouTubeで競馬予想も行なっている後輩芸人の小虎・福井祐樹が登場した。
まずは競馬の基礎の基礎を知るための「競馬基礎講座」から。“馬番”や“枠”などを含めた出馬表の見方をはじめ、長田と松尾には初めてのことだらけ。福井から「GⅠ・GⅡ・GⅢの意味って分かります?」と質問されるが、長田は「分かりません!」と即答し、現場からは笑いが起きる。一方、松尾も「GⅠが一番いいっていうのは知ってる」というぐらいの知識だと告白する。
福井が「GⅠはM-1グランプリ決勝みたいなもの」と身近なお笑いのショーレースに例えて説明されると、「おぉ〜!」と感心しつつも、興味を持った松尾は「でも、GⅠは一年に何回もあるけど、M-1の決勝って年に何回もないでしょ?」と詰め寄ると、福井は圧されながら「『日本ダービー』は、M-1の決勝中の決勝」とひねり出す。そんな福井に追い討ちをかけるように、「キングオブコントは?」「R-1グランプリは?」「THE Wは?」と質問を畳みかけ、「分かりやすい!」と一気に理解度が増した様子だった。
続く、馬の名前や競馬場で起こった珍事件などをお題にした「競馬大喜利ダービー」では、「まさか大喜利することになるとは…」と嘆きつつも、ポイント制ということで、まさに競い合うようにどんどん面白回答を発表し、さらに盛り上げていく。
大喜利をしながらも、さまざまな知識を得たところで、昨年の「日本ダービー」をVTRで鑑賞。「内側と外側とどっちが有利?」「(序盤で)どの位置につけてたらいいとかある?」など、鑑賞中も福井先生を質問攻め。コントレイルがぶっちぎりで勝利すると「ウワァ!」「すごいねぇ!」と大興奮し、5月30日(日)開催の今年の「日本ダービー」の予想にも挑戦した。福井先生から教わったことを思い返しながら予想するふたりの表情は真剣そのもの。出走馬への思い入れも強くなったようで、競馬の楽しさにすっかり魅せられたことが伝わってきた。