「俺の家の話」磯山晶CP『長瀬くんと西田さんだからできたことがたくさんあった』【インタビュー後編】
磯山CPも“山賊抱っこ”経験者!
――さくらが山賊抱っこに萌える、という展開は笑いを誘いました。
勝野:あの山賊抱っこで胸キュンというのは、女性には思い付かないですよね、きっと。
磯山: 16年前、宮藤さんが映画「真夜中の弥次さん喜多さん」を撮ったとき、なぜか私も出演したのです。旅をしている女性の役で、道の向こうから長瀬くんと中村七之助くんが歩いて来る。私が2人と言葉を交わし、ギャーっと言って逃げる流れ……だったところで、長瀬くんにアドリブでがばっと山賊抱っこをされた。
おそらく、私が叫びにくいだろうなって思ってやってくれたんですけど。後から、間接的に長瀬くんから「磯山さんに持ち上げちゃってごめんって言っておいて」と伝言が来て、何から何までハンサムだなと(笑)。その思い出も今回、宮藤さんに話しました。
――あの山賊抱っこは、そこから来ていたんですね。
磯山:台本の打ち合わせで「さくらはなぜ寿一のことが好きになるのか」「寿一みたいな人の愛情表現はきっと普通じゃないよね」「略奪するみたいな感じがいいかも」と話したところから、山賊抱っこが(笑)。でも、実際に抱っこされる戸田さんは、とにかく辛いと言っていました。上半身が逆さになるので、長いと頭に血が上って……。苦労をかけてしまいました。
TCエンタテインメント
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