吉川愛、板垣李光人がW主演を務めるドラマ「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)。板垣演じるめぐるや桐山漣演じるキラ、草川拓弥演じるささめなどイケメン俳優が多数登場する同作でひときわ個性を放つのが、遠藤健慎(えんどう・けんしん)演じる超マイペースな新人編集者・甘地大和。一見やる気なさそうだが自分なりの基準をしっかりと持つ“イマドキの若者”像をリアルに演じている。
甘地は、わこたちの部署に配属された新入社員で、わこの1年後輩にあたる。新人らしく、初歩的なことでたびたびデスクの境(おいでやす小田)に怒鳴られるものの、“自分が正しい”と思っているがゆえに境が何を言っても暖簾に腕押しで、なかなか響いているようには見えない。納得できないことには上司であっても意見する姿に「もっとうまくやればいいのに…」とハラハラさせられている視聴者もいることだろう。
関西弁でまくしたてる境の説教にもまったく動じない飄々(ひょうひょう)とした表情と佇まい、ふてぶてしいまでの落ち着きぶりが印象的で、価値観も気合も対照的な境との掛け合いには視聴者からも「甘地くんと境さんのわちゃわちゃがクセになる」「境と甘地のコンビ、けっこう好き」の声が上がる。
「さくらの親子丼」第3シリーズにも出演
甘地を演じるのは、2000年11月24日生まれ、静岡県清水町出身の遠藤健慎。現在20歳、高身長のさわやかイケメンで、役から離れると、無表情な甘地とのギャップが際立つ。
連ドラ初レギュラー作品は、ドラマ「明日の約束」(2017年、フジテレビ系)。主人公・藍沢日向(井上真央)が気にかけていた不登校の男子生徒・吉岡圭吾を演じ、「ヒナタ先生のことが好きです…」と告白した翌日に不可解な死を遂げてしまう、という衝撃的な役柄を務めた。
「イノセント・デイズ」(2018-2019年、WOWOW)では家を放火してしまう江藤役、映画「ミスミソウ」ではやんちゃなキャラクターの久我役、とキャリアを重ね、ドラマ「高嶺の花」(2018年、日本テレビ系)にもレギュラー出演。2020年は映画「望み」に出演したほか、ドラマ「さくらの親子丼」(フジテレビ系)の第3シリーズにレギュラー出演。子どもシェルター「第2ハチドリの家」で暮らす少年院帰りの青年・片桐隼人を演じた。6月19日に配信スタートするHuluオリジナルドラマ「悪魔とラブソング」にもレギュラー出演している。
毎週木曜夜11:59-0:54
日本テレビ系にて放送
原作=ためこう『ジェンダーレス男子に愛されています。』
「FEEL YOUNG」連載中/祥伝社 既刊1~3巻(原作編集 株式会社シュークリーム)
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