タレントの稲村亜美が5月23日(日)、千葉県のZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ-東北楽天ゴーデンイーグルス戦、大正製薬株式会社の冠協賛試合イベント「ファイトイッパーツ! リポビタンデー」のファーストピッチセレモニーに出席した。稲村は、2018年7月8日の同所での始球式以来、1050日ぶりの復帰マウンドとなった。
前回の始球式では大暴投となってしまい悔しい思いもしたが、今回2ヶ月前から肩をつくる猛特訓したという稲村は、大きな拍手に迎えられながらオープンカーで登場した。深々とグラウンドとマウンドに頭を下げると、大きく腕を振り落としたダイナミックなフォームで投球。惜しくもワンバウンド投球となってしまい95キロで、自身の持つ始球式最速103キロには届かなかった。
投球後のインタビューで感想を問われると、「ストライクゾーンに向かっていってくれたので、ワンバウンドで95キロと言う結果でしたけど、大きな一歩を踏み出せたなと言う意味では、55点」と自己評価。ひさびさの登板となったが、「涙が出そうになって、やっぱりプロ野球ってなきゃいけないなって感じました」と野球愛を爆発させた。
55点と厳しい評価にはなったが、稲村は「これからもっとマウンドで投げる姿を皆さんに見せれたらなと思います。次は100キロ目指して頑張ります」と早くも次の登板に向けて闘志を燃やしていた。